侵入された壁に、防護柵を設置することにしました
見た目ばかり気にし、後先考えずに造る、この地域の建築。
我が家もおそらく
「俺はパキスタンのことを
何も知らない」
と話している夫が、設計士や親戚の言われるがままに建ててしまったのでしょう、だから防犯対策はほんのわずかしかされてません。
簡単に侵入できるほど低い、ゲートの扉と塀。
家をぐるりと囲む塀は、半分が低くてもう半分は高い。
昨日、いとこAと共に柵を販売設置する店の職人が来て、塀やゲートなどのサイズを測って行きました。
私は高さやデザイン、その他の希望も全部伝えました
いとこAが話しの途中で、
その案だと見た目が
悪くなりますよ
と言いました。
そういう話しじゃない
見た目見た目って
まだそんなこと
言ってたら
私そのうち
殺されるよ
と、はっきりと言ってやりました
そしたら、そんなこと言わないで…と、いとこA。
うちから歩いてすぐのお宅に柵が設置してあると言うので、みんなで歩いて見に行きました。
デザイン性はまあまあで、鋭い刃が付いたそこそこ機能性もありそうな柵でした。
いとこAも納得
今回お世話になる店の職人が、このお宅の柵は自分達が設置した、と言ったので、じゃあこの柵に決定、と見積もりを依頼。
予算も考慮しつつ、柵の設置を進めて行きます。
↑この記事に書いた通り、管轄オフィスの最高責任者が、自慢げに日本へ行ったことがある、と話していたのを、私はしっかり覚えていました。
それで今回私は、在パキスタン日本大使館に連絡をし、今回のことを報告。
合わせて、最高責任者の氏名と携帯番号も知らせました。
日本に行ったことがあると、自慢げに話してくれて、じゃあ私が日本大使館に氏名などを告げちゃって、そしたらこの責任者及び家族、親戚が、生涯日本に行くチャンスはなくなる、こんなことになっちゃえばいい、とブラックな私が⁈囁きました
もちろん、そんな時代錯誤⁈なことが現実にあるわけないとはわかっていますが、わずかな希望をかけて(笑)連絡していました
そんなことが無理だとしても、少なくともこの居住区管轄オフィスに苦情や何か話しをしてほしいとお願いしていました(本当にダメ元で)。
大使館職員さんが電話で連絡をくださって、地元警察オフィスの電話番号と、SHOという役職(最高責任者⁈)の人物の氏名も調べてくれて、フルネームで教えてくれました。
そこで私達にできることが増えました。
この地元警察へ行き、自分という日本人がどこどこに住んでいて、警備体制がなってないから、あなた達警察を頼りにしてますよ!と(実際には信用はできないけど)、話しておくことができます。
そのあと、居住区管轄オフィスの最高責任者に、私達は警察にも出向いてあなた達セキュリティオフィスのことも、全て話しておきました、と更に圧力をかけることも可能になります。
この国では、警察にもほとんど期待ができない、そういう認識でいたほうがいいのですが、今の状況で警察を訪ね、話しをすることは私達にできることのひとつ、と捉えていいのだと思ってます。
それから、大使館職員さんとたくさんの情報交換などをし、その中で私が希望していたことをしてくださったようなのです。
(私の悪い癖、70%くらいしか話しを聞いてない時がある)
おそらく、何かアクションを起こしてくれたのだと思うのですが…
あまりよく聞いてなかった⁈私自身ちゃんと理解できずに…
でも、それが確信に変わった瞬間が訪れました。
つづく