日本の始まりは、九州にあった?

 神々が最初に降り立った場所、国の誕生秘話…
日本のルーツは、九州の地に深く刻まれています。

◆ 天孫降臨の地『日向(ひゅうが)』
★ 天照大御神(あまてらすおおみかみ)の孫である瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)が、高天原(たかまがはら)から最初に降り立ったとされる伝説の地。
★ 現在の宮崎県周辺にあたり、日本の皇室の起源にも繋がる、まさに聖地中の聖地です。

◆ 神話の神々が息づく『薩摩(さつま)』と『大隅(おおすみ)』
★ 瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)と結ばれた木花咲耶姫(このはなさくやひめ)の物語や、その子である山幸彦(やまさちひこ)の伝説が残る、鹿児島県周辺。
★ 神話のロマンチックでドラマチックな物語が、この地で繰り広げられました。

◆ 国生み神話と『肥前(ひぜん)』
★ 伊邪那岐命(いざなぎのみこと)と伊邪那美命(いざなみのみこと)が、日本の島々を生み出す「国生み」神話。
★ その中で、「筑紫島(つくしのしま)」として生まれた九州は、4つの顔を持つとされました。その一つが「肥前国(ひぜんのくに)」、現在の佐賀県・長崎県あたりです。
他にも、『筑前(ちくぜん)』や『豊後(ぶんご)』など、九州の各地に神話の痕跡が点在しています。
普段私たちが何気なく呼んでいる地名が、実は壮大な神話の一部だったと考えると、なんだかワクワクしませんか?(笑)
九州を旅することは、日本の神々の足跡を辿る旅でもあるのです。

9つの『国』があったから「九州」
◆ 筑前(ちくぜん)
◆ 筑後(ちくご)
◆ 豊前(ぶぜん)
◆ 豊後(ぶんご)
◆ 肥前(ひぜん)
◆ 肥後(ひご)
◆ 日向(ひゅうが)
◆ 大隅(おおすみ)
◆ 薩摩(さつま)
廃藩置県などの歴史的な変遷を経て、国の統合や分割があったため、現在の県の数になったんです。

◆◆具体的にどうなったか
◆ 福岡県
 ★ 筑前国『ほぼ全域』
 ★ 筑後国『全域』
 ★ 豊前国『一部』

◆ 大分県
 ★ 豊後国『全域』
 ★ 豊前国『大部分』

◆ 佐賀県
 ★ 肥前国『東部』

◆ 長崎県
 ★ 肥前国『西部』
 ★ 壱岐国
 ★ 対馬国

◆ 熊本県
 ★ 肥後国『全域』

◆ 宮崎県
 ★ 日向国『大部分』

◆ 鹿児島県
 ★ 薩摩国『全域』
 ★ 大隅国『全域』
 ★ 日向国『一部』

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