【保存版】スパイスの王様、シナモンマスターに！
⚠️まず一番大切なこと。シナモンには「セイロン」と「カシア」の２種類があります。
★カシア
一般的に安価な粉末。香りが強くスパイシー。過剰摂取で肝臓に負担をかける可能性のある『クマリン』が多め。
★セイロンシナモン
少し高価で「真のシナモン」と呼ばれる。香りが繊細で上品。クマリンが非常に少ない。健康目的で毎日摂るなら、絶対に【セイロンシナモン】を選びましょう！
◆◆シナモンの主な健康効果
シナモンには、特に「桂皮アルデヒド」という成分や、豊富なポリフェノールが含まれており、以下のような効果が期待されています。
① 血糖値のコントロール
最も注目されている効果です。インスリンの働きを助け、食後の血糖値の急上昇を穏やかにする作用が、多くの研究で報告されています。糖尿病の予防や管理に役立つ可能性があります。
② 強力な抗酸化作用
まさに「食べるアンチエイジング」。体内の「サビつき（酸化）」を防ぐポリフェノールの含有量は、スパイスの中でもトップクラスです。生活習慣病や老化の予防に繋がります。
③ 抗炎症作用
体内の慢性的な炎症を抑える働きがあり、関節リウマチなどの自己免疫疾患や、アレルギー症状の緩和をサポートする可能性があります。
④ 血管と心臓の健康
悪玉（LDL）コレステロールや中性脂肪を低下させるという研究報告があり、動脈硬化などの心血管疾患のリスクを低減する助けになります。
⑤ 抗菌・抗ウイルス作用
シナモンに含まれる成分は、細菌やカビの増殖を抑える働きがあります。食品の天然の防腐剤として使われたり、風邪予防にも役立つと言われています。
⑥ 脳機能のサポート
脳の血流を改善し、記憶力や認知機能をサポートする可能性が研究されています。
◆◆💡スティック vs パウダー賢い使い分け
【パウダー】
手軽な瞬発力タイプ
▶︎得意技
瞬時に香りをプラスすること。
◆仕上げやトッピングに最適
加熱しないものや、調理の最後に香りを加えたい場合に最適です。
★飲み物に
コーヒー、カプチーノ、紅茶、ココアなど
★乳製品に
ヨーグルト、アイスクリームなど
★朝食に
トースト、オートミール、グラノーラなど
◆焼き菓子や料理に混ぜ込みやすい
クッキーやケーキ、パンなどの生地に均一に混ぜ込むことができます。また、お肉料理の下味としてスパイスミックス（ラブ）を作るのにも便利です。
【スティック】
じっくり持続力タイプ
▶︎得意技
液体にじっくり香りを移すこと。
▶︎有効な使い方
飲み物（チャイ、ホットワイン）や、煮込み料理（カレー、角煮、りんごのコンポート）に最初から丸ごと入れて煮込む。コーヒーのマドラー代わりにしても◎。
◆飲み物に入れる
★チャイやホットワイン、サングリア
材料と一緒に最初から入れて煮込むことで、奥深い香りと風味を引き出せます。
★コーヒーや紅茶のマドラー代わり
カップにスティックを一本入れて、かき混ぜながら飲むだけで、いつもの一杯が特別なシナモンドリンクに変わります。香りが弱くなるまで2〜3回は繰り返し使えます。
◆煮込み料理に使う
★カレーやシチュー、角煮
お肉を煮込む段階でスティックを1〜2本入れてみてください。特に豚肉やラム肉との相性は抜群で、臭みを消し、プロが作ったような本格的な風味になります。
★果物のコンポート（砂糖煮）
りんごや洋梨などを煮る時に加えると、上品なデザートに仕上がります。
★裏技
スティックの端を少しだけ包丁で削ったり、軽く割れ目を入れたりすると、より香りが立ちやすくなります。
◆◆🍴これぞ黄金コンビ！
🍎 スイーツ・ドリンク系
リンゴ、コーヒー、チョコレート、ヨーグルト、ハチミツ、オートミール
🍖 料理系
豚肉、ラム肉、鶏肉、かぼちゃ、さつまいも、トマト料理（ミートソースなど）
★カプチーノやカフェラテに（粉末）
定番ですが、やはり最高の組み合わせです。
★ヨーグルトやオートミールに（粉末）
朝食に一振りするだけで、抗酸化＆血糖値コントロールのW効果が期待できます。
★ハニートーストに（粉末）
バタートーストに蜂蜜とシナモンをかけるだけの簡単レシピ。
★焼きりんごやアップルパイに（両方）
りんごとシナモンは、香りの成分が似ており、味の相乗効果が生まれる黄金コンビです。
《料理系》
★肉料理の下味に（粉末）
豚肉や鶏肉のソテー、ひき肉料理（ミートソース、タコライス）などに少量加えると、臭みが消え、風味が豊かになります。
★かぼちゃやさつまいもの料理に（両方）
甘い風味の野菜と相性抜群。煮物やサラダ、スープに。
★中東風の煮込み料理（タジンなど）
鶏肉やラム肉を、トマトやドライフルーツ、そしてシナモンスティックと一緒に煮込むと絶品です。
◆◆◆まとめ
シナモンは、美味しさと健康効果を兼ね備えた素晴らしいスパイスです。
日常的に摂るなら「セイロンシナモン」を選び、まずは朝のコーヒーやヨーグルトに一振りするところから始めてみてはいかがでしょうか。
賢く使い分けて、スパイスの王様の恩恵を丸ごといただきましょう！
近藤 誠
波氣動慈響祓術宗家 喬友
なんば古流慈手技堂 院長
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