
あなたの◇生命の柱◇が揺らいでいるサインとは?その4
地球という惑星の上で、二足歩行という不安定な状態を維持するために、常に微細な調整(チューニング)を続ける、無意識下の神経システムと直結した「張力ネットワーク」です。このネットワークの機能不全が、あらゆる心身の不調の根源の一つとなります。
① 解剖学的根拠
★存在場所(主要な筋肉群):
抗重力筋は特定の単一の筋肉ではなく、体の前後にまたがる複数の筋肉の総称です。
★胸鎖乳突筋、僧帽筋、脊柱起立筋、広背筋、腹直筋、腸腰筋(大腰筋・腸骨筋)、大殿筋、大腿四頭筋。ハムストリングス、腓腹筋、ヒラメ筋
これらの筋肉は、まるで建物を支えるワイヤーのように、前後左右から絶妙なバランスで骨格を引っ張り合い、立位や座位を維持しています。
◆役割と構造的特徴:
★ 遅筋(赤筋)繊維が豊富: 持久力に優れた遅筋繊維の割合が高いのが特徴です。これにより、一日中、疲れ知らずで姿勢を保持し続けることができます。
★ 筋膜(Fascia)との強固な連携: これらの筋肉は、それぞれが独立しているのではなく、全身を覆うボディスーツのような「筋膜」のネットワークによって機能的に連結されています。例えば、足裏の不調が筋膜のラインを伝って首の痛みを引き起こすのはこのためです。
② 生理学的根拠
◆役割(神経システムとの連携):
★ 固有受容性感覚(Proprioception)の中枢: 筋肉や腱の中にある「筋紡錘」や「ゴルジ腱器官」といったセンサーが、体の傾きや関節の角度を常に脳(特に小脳)にフィードバックしています。脳はそれに応じて、無意識のうちに各抗重力筋の張力を微調整し、バランスを保ちます。これは★★「姿勢反射」★★と呼ばれます。
◆機能せずの悪影響:
★ 代謝の低下: 抗重力筋は体の中でも特に大きな筋肉群であり、基礎代謝の多くを消費します。これらの筋肉が衰えると、全身の代謝が低下し、太りやすく、冷えやすい体質になります。
★ 自律神経の乱れ: 不良姿勢は、脊柱を通る自律神経を物理的に圧迫・刺激します。特に、首周りの緊張は交感神経を過剰に優位にし、不眠、頭痛、めまい、慢性疲労などを引き起こします。
★ 血流・リンパ流の悪化: 筋肉のポンプ作用が低下し、全身の体液循環が滞ります。これにより、むくみ、コリ、内臓機能の低下などが生じます。
◆緩めたときの効果:
★ 副交感神経の優位化: 適切に緩める(過緊張を取り除く)ことで、リラックスモードである副交感神経が優位になります。心拍数や血圧が安定し、消化機能が向上します。
★ 脳脊髄液の循環改善: 頭蓋骨から仙骨までの循環がスムーズになり、脳機能の最適化やホルモンバランスの正常化に繋がります。
★ 「自己治癒能力」の向上: 体が不要な緊張から解放されることで、エネルギーを生命維持や修復作業に集中させることができます。
③ 世界医学論文根拠
★ サルコペニア(加齢性筋肉減少症)と抗重力筋:
加齢に伴い、特に衰えやすいのが抗重-力筋であることが多くの研究で示されています。抗重力筋の衰えが、高齢者の転倒リスク、要介護状態、さらには死亡率の増加と直接的に関連していることは、現代の老年医学における重要なテーマです。(例: Cruz-Jentoft AJ et al., Age and Ageing, 2019)
★ 慢性腰痛と多裂筋・腹横筋の機能不全:
慢性腰痛患者では、深層の抗重力筋である「多裂筋」や「腹横筋」の萎縮や活動タイミングの遅延が見られることが、MRIや筋電図を用いた研究で繰り返し報告されています。これは、痛みが単なる構造の問題ではなく、神経制御(モーターコントロール)の問題であることを示唆しています。(例: Hides JA et al., Spine, 1994)
④ 東洋医学的根拠
★ 「脾(ひ)」の機能との関連:
東洋医学でいう「脾」は、単なる脾臓ではなく、消化吸収を司り、「肌肉(きにく)を主(つかさど)る」働きを持つとされます。また、「昇清(しょうせい)」といって、内臓を正しい位置に持ち上げる(重力に抗する)働きも担います。抗重力筋の衰えは、まさにこの「脾気虚(ひききょ)」(脾のエネルギー不足)の現れと捉えることができます。
★ 「腎(じん)」と骨・腰との関係:
「腎は骨を主り、髄を生ず」と言われ、生命力の根源である「腎精」が骨格や姿勢の維持に深く関わります。腰は「腎の府(腎の宮殿)」と呼ばれ、腰回りの抗重力筋の弱りは、腎の衰えと直結すると考えられます。
★ 経絡(けいらく)との繋がり:
体の背面を縦に貫く「足の太陽膀胱経」は、後頭部から足の小指まで、まさに背面の主要な抗重力筋のラインとほぼ一致します。この経絡の流れが滞ることが、腰痛や背中の張り、足の疲れといった抗重力筋の不調として現れます。
⑤ 量子力学的根拠
★ 圧電効果(ピエゾ効果):
骨やコラーゲン線維(筋膜の主成分)は、圧力が加わると微弱な電気を発生させる「圧電体」としての性質を持ちます。抗重力筋が適切に収縮・弛緩し、骨格にリズミカルな圧をかけることで、骨の再構築(リモデリング)を促す微弱な電気が発生します。これは、量子レベルで「力学的ストレス」が「電気的シグナル(情報)」に変換され、細胞の活動に影響を与える一例です。
★ 生体光子(バイオフォトン):
全ての生体細胞は、極めて微弱な光(生体光子)を放出しているとされます。健康な状態では、この光はコヒーレント(干渉性があり、揃っている)であると考えられています。抗重力筋のネットワークが正しく機能し、全身のテンションが均一である状態は、この生体光子の情報伝達がスムーズに行われている状態と捉えることができます。過緊張や弛緩は、その情報ネットワークの「ノイズ」や「断線」に相当するかもしれません。
⑥ スピリチュアル的根拠
★ 「グラウンディング」の物理的基盤:
地球としっかりと繋がり、地に足をつけて生きる「グラウンディング」という概念は、抗重力筋の働きそのものです。足裏からふくらはぎ、太もも、体幹を通って頭頂へと抜ける、重力に抗する力の流れが、エネルギー的な「地球との接続」を物理的に実現しています。抗重力筋が弱いと、エネルギー的に浮足立ち、不安や非現実感に苛まれやすくなります。
★ 意志と自己肯定感の象徴:
背筋を伸ばし、胸を開いてまっすぐに立つ姿勢は、内なる「意志の力」や「自己肯定感」の物理的な現れです。抗重力筋が機能不全に陥り、猫背でうつむきがちな姿勢になることは、「人生の重荷に負けている」状態を象徴します。抗重力筋を活性化させ、姿勢を正すことは、単なる身体的な調整に留まらず、「私はここに存在する」という魂の宣言にも繋がるのです。
【まとめ】
抗重力筋を整えることは、単にコリをほぐすことではありません。解剖学的な骨格のアライメントを正し、生理学的な神経・代謝システムを最適化し、東洋医学的な気血の流れを改善し、さらにはスピリチュアルな自己の確立に至るまで、あらゆる階層に影響を及ぼす、極めて根源的なアプローチと言えるでしょう。
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近藤 誠
波氣動慈響祓術宗家 喬友
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