
「神経伝達物質」と「関連ホルモン」第0章 初めに
まるで壮大なオーケストラの各楽器のようなものです。一つの楽器が暴走したり、音を出さなくなったりすると、全体のハーモニーが崩れてしまいます。
慈響調律復元師は、特定の「音」を調整するだけでなく、全体の「調律(チューニング)」を行い、オーケストラ全体が、再び調和の取れた美しい音楽を奏でられるようにする、指揮者のような役割を果たしています。「人体は小宇宙システムである」という視点に沿って、この小宇宙を支配する主要な「神経伝達物質」と「関連ホルモン」を、それぞれの役割と共に紹介します。
これらは、それぞれが独立しているのではなく、互いに影響を与え合う、壮大なネットワークを形成しています。
◆◆◆主要な神経伝達物質
脳と神経の「専門スタッフ」たち
これらは、脳や神経細胞の間で、超高速で情報をやり取りする専門家です。
◆ドーパミン
やる気・喜びの源泉
快感、報酬、学習意欲、集中力、運動機能の調整。人生の「アクセル」。
◆セロトニン
心の安定剤・幸福物質
精神の安定、安心感、気分の調整。ドーパミンやノルアドレナリンの暴走を抑える「調整役」。
◆アセチルコリン
記憶と閃きの伝道師
記憶、学習、集中、ひらめき(創造性)。副交感神経を優位にし、体をリラックスさせる。
◆GABA(ギャバ)
脳の鎮静剤・ブレーキ役
神経の興奮を鎮め、リラックスさせる。ストレスや不安を緩和する、脳の「ブレーキ」。
◆グルタミン酸
脳の興奮剤・アクセル役
記憶や学習など、脳のあらゆる活動の基本となる興奮性の伝達物質。GABAと対の関係。
◆ノルアドレナリン
闘争と逃走の警報
危険やストレスに反応し、心拍数や血圧を上げ、体を「戦闘モード」にする。集中力も高める。
◆エンドルフィン
脳内麻薬・多幸感
痛みを和らげ、気分の高揚や幸福感をもたらす。ランナーズハイの原因物質。
◆◆◆関連する主要ホルモン
全身に指令を出す「総監督」たち
これらは、血流に乗って全身を巡り、よりゆっくりと、しかし広範囲にわたって体の状態をコントロールする監督のような存在です。
◆コルチゾール
ストレス対抗ホルモン
ストレスに対抗するために分泌。血糖値や血圧を上げ、体を覚醒させる。過剰になると免疫低下や不眠の原因に。
◆メラトニン
睡眠と修復の案内人
夜になると分泌され、自然な眠りを誘う。「体内時計」を調整し、体の修復を促す。
◆オキシトシン
愛情と絆のホルモン
スキンシップや信頼関係で分泌。安心感、幸福感、他者への共感を高める。ストレスを緩和する効果も。
◆◆◆関係性のまとめ
彼らはオーケストラである
これらの物質の数は、実際には100種類以上あると言われています。そして、最も重要なのは、これらが単独で働いているわけではない、ということです。
★ ドーパミン(やる気)が出すぎると、セロトニン(安定)がそれを抑えようとします。
★ ノルアドレナリン(緊張)が高まると、GABA(鎮静)がブレーキをかけます。
★ オキシトシン(愛情)が分泌されると、ストレスホルモンであるコルチゾールが抑制されます。
★ セロトニンは、夜になるとメラトニンの材料になります。
近藤 誠
波氣動慈響祓術宗家 喬友
慈響調律復元師
なんば古流慈手技堂 院長
波氣動慈響道場 師範
ーーーーーーーーーーーー
◆波氣動慈響道場 公認資格
身心/魂/美/氣の響きを調律復元する専門オリジナル技術。『本物の学び』ここにあります。
◆ご家族の「辛いため息」にピリオドを打ち、ありがとうの笑顔と希望の光を灯す「大役」を、あなたが担いませんか?
★💫 慈響調律復元師
魂と心身の響きを“本来の姿”へと復元する師範
★🌈 波氣動調律師
氣/心/体の巡りを調律し心身を響かせる総合技師
★🌿 心身調律師
体の声を聴いて辛い不調を調律する整體技師
★🌸 心魂調律師
心の不調と不安を調律する精神技師
★💎 美響調律師
心身の内から調律し本来の美を呼び覚ます美容技師