
中年期高齢期の不調を取り戻す!朝のこれだステップ3/5「炭水化物って!?」
そもそも、体にとって炭水化物とタンパク質の役割は全く違います。
⛽ 炭水化物 = 体と脳を動かすガソリン
💪 タンパク質 = 筋肉や内臓を作る建築材料
もしガソリン(炭水化物)が全く入ってこないと、体はなんと大切な建築材料(タンパク質)である筋肉をわざわざ壊してエネルギーを作り出そうとするんです…!
これが続くと…
🔹 脳のエネルギー不足で、頭がぼーっとする
🔹 筋肉が減って基礎代謝がダウン。結果、痩せるどころか太りやすく疲れやすい体に…
🔹 便秘や、ひどい場合はめまいの原因にも
💡【味方✨の炭水化物】
食物繊維やビタミンも豊富で、血糖値の上昇がゆるやかです。
✅ 玄米、雑穀米
✅ 全粒粉パン、ライ麦パン
✅ オートミール
✅ そば
✅ さつまいも、かぼちゃ、じゃがいも等の芋類
【控えめ炭水化物】
血糖値が急上昇しやすく、摂りすぎに注意。
✅ 砂糖たっぷりのお菓子、菓子パン
✅ ジュースなどの甘い飲み物
✅ 精製された白いパン、白米(※悪者ではありません!食べる量や頻度を意識してみましょう)
◆◆炭水化物 (Carbohydrates) ⛽
★主な役割
主力エネルギー源
特に脳はブドウ糖(炭水化物が分解されたもの)を唯一のエネルギー源としているため、非常に重要です。
★消化吸収が速く、すぐにエネルギーとして利用できる速効性があります。
★摂取すると、素早く血糖値を上げて体や脳にエネルギーを供給します。
★余った分はグリコーゲンとして肝臓や筋肉に一時的に蓄えられ、さらに余ると体脂肪として蓄えられます。
◆◆炭水化物断ちを続けたときの主な悪影響
★脳がエネルギーとして優先的に使うのは、炭水化物が分解されてできるブドウ糖です。ブドウ糖の供給が絶たれると、体は脂肪を分解してケトン体という物質を代替エネルギーにしますが、脳がそれに慣れるまでは頭痛、倦怠感、集中力低下といった「ぼーっとした状態」に陥りやすくなります。
★体がどうしてもブドウ糖を必要とするとき、筋肉(タンパク質)を分解してブドウ糖を作り出します(糖新生)。これを続けると、大切な筋肉が失われてしまいます。筋肉量が減ると基礎代謝も落ちるため、結果的に「痩せにくく、太りやすい体質」になってしまう逆効果を生みます。
★米や麦、芋、果物といった炭水化物には、善玉菌のエサとなる食物繊維が豊富に含まれています。これらを断つことで食物繊維が極端に不足し、腸内環境が悪化。便秘に悩まされるケースが非常に多いです。
★代替エネルギーとして使われるケトン体は、特有の甘酸っぱいアセトンのような臭いがあります。これが体内で増えすぎると、汗や呼気から排出されるようになり、「ケトン臭」と呼ばれる独特の体臭の原因となります。
★炭水化物を多く含む食品には、ビタミンB群やミネラルなど、体の調子を整える重要な栄養素も含まれています。極端な制限は、これらの栄養素の欠乏につながる恐れがあります。
★極端な食事制限は、精神的にも肉体的にもストレスが大きく、長期間続けることは非常に困難です。そして、制限をやめて元の食事に戻した途端、基礎代謝が落ちた体はエネルギーを溜め込もうとし、急激な体重の増加(リバウンド)を招く可能性が非常に高くなります。
★血糖値が必要以上に下がりすぎてしまう「低血糖」状態に陥ることがあります。
★めまい、冷や汗、手の震え、強い倦怠感、ひどい場合は意識が朦朧とすることもあります。これは日常生活において非常に危険な状態です。
★インスリン分泌能力の低下とリバウンド時の危険性
長期間、血糖値が上がらない状態が続くと、血糖値を下げるホルモン「インスリン」を分泌する膵臓の働きが鈍くなる可能性があります。
★体が低血糖を避けようと、筋肉を分解して糖を作り出し(糖新生)、無理やり血糖値を維持しようとします。つまり、血糖値の安定と引き換えに、大切な筋肉を失っているということになります。
★炭水化物制限は血糖値を強制的に低く安定させますが、それは低血糖のリスクや、制限を中止した後の急激な変動リスクと隣り合わせです。
◆◆断つのではなく「賢く選ぶ」
ダイエットや健康維持のためには、炭水化物を完全に「断つ」のではなく、「質の良い炭水化物を適量選ぶ」ことが重要です。
バランスの取れた食事が、健康的で持続可能なダイエットへの最も確実な道と言えます。
なんば古流慈手技堂
祓浄復元術整體師
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