中年期高齢期の不調を取り戻す!朝のこれだステップ2/5「タンパク質補給」

【大丈夫…は危険信号?】
朝のひと工夫で、未来の自分を守る「貯筋」習慣はじめませんか?
「最近、重いものがちょっと…」「階段がツラくなってきたかも…」
そのサイン、年齢のせいだけじゃないかもしれません。
実は、朝起きたばかりの体はエネルギー不足の状態。
この時に朝食を抜くと、体はエネルギーを作ろうとして、なんと大切な筋肉を分解して使ってしまうんです…!😱

これが、気づかないうちに筋力が低下していく大きな原因に。特に私たち世代は、若い頃のように筋肉が作られにくくなっているので、毎朝の「筋肉の減少」はとっても深刻な問題なんです。でも、大丈夫!対策は驚くほどシンプルです。
朝起きたら、できるだけ早く「タンパク質」を摂ること。

🥚 ゆで卵 1~2個
🥛スゴイダイズ100mgお勧め
🥛または無調整豆乳等をコップ1杯
🥣無糖ヨーグルト 1パック
🥢 お味噌汁にお豆腐と乾燥ワカメ少々をプラス
等、お好きなお手軽なものでOK!
★血糖値が氣になる方は最初にキャベツ葉2~3枚を生か温野菜で良く噛んでゆっくり食べると、血糖値の急上昇が防げます。

これだけで、筋肉の分解をストップし、「筋肉を守り、育てる」モードに切り替わります。

10年後も、自分の足で好きな場所へお出かけできる自分でいるために。
今日の朝から、小さな「貯筋」を始めてみませんか?😊✨

◆◆6時から8時の空腹時、筋肉はエネルギーとして使われる。
 私たちの体は、夜間の睡眠中(約6〜8時間以上)に食事をしないため、朝起きた時には肝臓に蓄えられたエネルギー源(グリコーゲン)が枯渇しかけています。
体がエネルギー不足を感じると、主に以下の2つの方法でエネルギーを作り出そうとします。

★脂肪の分解
体に蓄えられた脂肪を分解してエネルギーにします。

★糖新生(とうしんせい)
 筋肉(タンパク質)などを分解してアミノ酸を取り出し、肝臓でブドウ糖(エネルギー源)を新たに作り出します。特に朝の時間帯は、「コルチゾール」というホルモンの分泌が活発になります。コルチゾールは、体を活動モードにするために血糖値を上げる働きがあり、その過程で筋肉の分解(糖新生)を促進する作用があります。

したがって、6時から8時の空腹状態は、体がエネルギーを確保するために脂肪と同時に筋肉も少しずつ分解している時間帯と言えます。

◆◆これが高齢者の筋力低下(サルコペニア)を加速させる一因となり得ます。

若い頃は、朝に多少筋肉が分解されても、その後の食事(特にタンパク質)や運動によって、分解された分を上回る筋肉を合成(回復)することができます。
しかし、高齢になると以下の問題が起こります。

★筋肉の合成能力の低下
 同じ量のタンパク質を摂取しても、若い頃ほど効率的に筋肉を作れなくなります(アナボリック抵抗性)。

★食事量の減少
 あっさりしたものを好むようになり、1回の食事、特に朝食で摂取するタンパク質量が不足しがちになります。

この状態で、毎朝のように筋肉が分解される時間を長く過ごしてしまうと、「分解される量」が「合成される量」を上回ってしまい、筋肉はじわじわと、しかし確実に減少していきます。

朝の空腹状態が続くことは、誰にとっても筋肉の分解を招きますが、特に筋肉の合成能力が落ちている高齢者にとっては、筋力低下の無視できない原因の一つとなります。
このリスクを減らすためには、「朝起きたら、できるだけ早く、タンパク質を含む朝食を摂る」ことが非常に重要です。

◆◆タンパク質 (Protein) 💪
★主な役割
体を作る材料
筋肉、内臓、皮膚、髪、ホルモン、酵素など、体そのものを作るための「建築材料」です。これが本来の最も重要な仕事です。
★エネルギー源としては予備的な役割です。体内の炭水化物や脂質が不足した時に、初めてエネルギーとして使われます。
★エネルギーに変わるまでに、一度アミノ酸に分解され、さらに肝臓でブドウ糖に変えられる(糖新生)という複雑な工程が必要なため、時間がかかり効率も悪いです。
★エネルギーとして使うということは、本来の「体を作る」という仕事ができなくなることを意味します。

なんば古流慈手技堂
祓浄復元術整體師

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