
最新サポート食材その3
『脳を元氣にするサポート食品まとめ』
脳は、体重の約2%しかないにもかかわらず、身体が消費する全エネルギーの約20%を使う大食漢です。その機能を維持し、老化から守るためには、特別な栄養素が必要となります。
【重要】
認知症や脳血管疾患、うつ病などの精神疾患で治療中の方は、食事内容について必ず主治医や専門家にご相談ください。以下の情報は、あくまで日々の脳のコンディションを健やかに保つための参考情報です。
食事の目的は、「脳細胞の材料を補給し」「酸化や炎症から脳を守り」「エネルギーを安定的に供給する」ことです。
◆◆脳細胞の質を高める食品(オメガ3脂肪酸)
脳の約60%は脂質でできており、その質が脳機能に直結します。特にオメガ3脂肪酸の「DHA」は、脳細胞膜を柔らかくし、情報伝達をスムーズにする働きがあります。
★青魚
サバ、イワシ、サンマ、ブリなど。DHA・EPAが非常に豊富です。
★くるみ
「ブレインフード」。植物性のオメガ3(α-リノレン酸)が豊富です。亜麻仁油、えごま油:α-リノレン酸を手軽に摂れます。熱に弱いので、サラダにかけるなど生で使いましょう。
◆◆脳のサビつき(酸化)を防ぐ食品(抗酸化物質)
脳は大量の酸素を消費するため、活性酸素によるダメージ(酸化ストレス)を受けやすい臓器です。強力な抗酸化物質で、脳細胞を守りましょう。
◆ポリフェノールが豊富な食品
★ベリー類
ブルーベリー、ラズベリーなど。色素成分「アントシアニン」が、記憶中枢である海馬の血流を良くすると言われています。
★カカオ
「カカオポリフェノール」が、脳の血流を増やし、認知機能を高める助けになります。ハイカカオ(70%以上)のチョコレートがおすすめです。
★緑茶
「カテキン」が脳の酸化を防ぎます。
◆ビタミンA・C・Eが豊富な食品:
★緑黄色野菜
人参、かぼちゃ、ほうれん草など。
★ナッツ類
アーモンドなどにはビタミンEが豊富です。
◆◆脳のエネルギー源を安定供給する食品
脳の唯一のエネルギー源はブドウ糖です。血糖値を安定させ、脳に質の良いエネルギーを継続的に送ることが重要です。
★玄米、全粒粉パン、オートミール
食物繊維が豊富で、血糖値の上昇が緩やかな「複合炭水化物」です。
★大豆製品、卵、魚
良質なたんぱく質は、血糖値の安定に役立ちます。
◆◆神経伝達物質の材料となる食品
意欲(ドーパミン)や安心感(セロトニン)といった感情や思考を司る「神経伝達物質」は、食事から摂る栄養素から作られます。
★ビタミンB群
豚肉、レバー、魚介類、葉物野菜などに豊富。神経伝達物質の合成を助けます。
★トリプトファン(必須アミノ酸)
大豆製品、乳製品、バナナ、ナッツ類に豊富。セロトニンの材料になります。
なんば古流慈手技堂
祓浄復元術整體師