
〜体の仕組みを知って、やさしく整えて、朝までじっくり寝れるように改善しましょう〜
「夜、何度もトイレに起きてしまう」
「寝てる間に尿意が気になって眠れない」
そんなお悩みは、実は「加齢」や「体質」だけの問題ではありません。
夜間頻尿には、体の“ある部分”のバランスの乱れが隠れています。
夜間頻尿は、脳・首・自律神経の乱れによるサインかもしれません。やさしく、じっくり、整えることで、
毎晩のぐっすり睡眠とスッキリ朝が戻ってきますよ🌿
🌟原因①:
ホルモンバランス崩れ
◆ 脳から分泌される「抗利尿ホルモン(ADH)」の働き
夜になると、脳下垂体から「おしっこを抑えるホルモン(ADH)」が分泌されます。このホルモンがしっかり出ることで、夜間に尿がたまりにくくなります。
🌀ところが…
加齢やストレス、寝ているときの首の姿勢が悪いと
→ 下垂体の働きが弱まり
→ 抗利尿ホルモンがうまく出ない
→ 昼と同じように尿が作られ、夜中に何度も起きてしまいます。
🌟原因②:
血流・髄液(脳の水)の流れが悪くなっている
脳に届く血液や髄液が不足すると、下垂体や松果体、視床下部など、ホルモンを調整する大切な部分に負担がかかります。
とくに影響を受けやすいのが、頭と首のつなぎ目(後頭骨と頸椎)
頚動脈、椎骨動脈、リンパの流れ
🌟原因③:
足のむくみ
夜間:寝ると体が水平になる=水が戻る
横になると、重力の影響が消えるため、足にたまっていた水分が全身の血管・リンパ系に戻りやすくなります。戻ってきた水分は、心臓→腎臓→膀胱へと運ばれ、夜間の尿量が増加します。
「むくみ=夜間尿」
という視点は、非常に重要で、「足を見れば、夜の排尿量が予測できる」とも言えるほどです。
🌟対策5選:
🛏1.寝ているときの「首の角度」を整える
高すぎる枕 → 脳への血流が滞る
低すぎる枕 → 首が後屈して脳幹圧迫
→ 自然な首のカーブを保てる枕に変更
👐2.首・後頭部のやさしいマッサージ(就寝前)
後頭骨のキワをやさしくほぐす頭と首の境目を“ぬくもり”で緩める
→ 髄液や血流がスムーズに流れます
🧘3.深呼吸やヨガ・瞑想でリラックス
寝る前に腹式呼吸を5分ほど
→ 副交感神経が優位になり、ホルモン分泌が整います
💧4.水分の取り方を工夫
就寝2時間前までに水分を済ませる
寝る前の「冷たい水」は避け、白湯がおすすめ
🍵5.食事と自然素材のサポート
カリウムやマグネシウム(納豆、海藻、バナナなど)で神経安定
ハーブティー(カモミール、パッションフラワー)も有効
漢方では「八味地黄丸」「牛車腎気丸」などが夜尿に使われます(医師相談を)
なんば古流慈手技堂
祓浄復元術整體師
養成講座より