数日前、旦那さんがお花を買って帰ってきました。
2月9日――――母の9回目の命日です。

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お花と一緒に
いつもは買わないワンカップのお酒も・・・

「?」と一瞬思って、すぐに気づいて
そう思ったら涙がこみ上げてきて
ひとりでこっそりと寝室で泣きました。


ちょうど1週間くらい前に
お義父さんが亡くなったらしいと言う訃報が入りました。

なかなか不器用な方で
旦那さんもお義母さんも、今までとても苦労してきたと聞いています。
私自身は殆どお会いする機会もなく
年に数回、寿司職人だったお義父さんが握るお寿司を
ありがたく美味しくいただいた、っていう記憶くらい。

美味しかったな、お寿司
もう一度くらい食べたかった

 
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旦那さんが買ってきてくれた炭酸ジュースで
みんなで献杯しました。

献杯、って聞いたことはあったような
でもあまり馴染みのない言葉で

「今日はね、○○ママ(うちの母)と○○じいじ(お義父さん)のために
 いつもの”かんぱい”じゃなくて、”けんぱい”っていって
 コップをかちんってしないで、みんなで飲もうね」

と息子くんに説明している旦那さんの話を聞きながら
机に飾ったお花と、そっと置かれたワンカップのお酒を横目に
感慨深い思いでその時間を過ごしました。

生きている以上、こうして先人を見送ることは
避けられないことだと思います。
それでも
やっぱり亡き人を見送るというのは、なんとも心にきゅっっとくるというか
何度繰り返しても息が詰まる気持ちになるなぁ。

母が亡くなった頃
もうこれ以上誰も見送る立場になりたくない、って
自分が先に逝ってしまおうか、と
正直何度考えたか知れないけれど

何とか日々頑張って生きて
世界中で一番愛する旦那さんに出会えて
最高にカッコイイ息子くんと
元気すぎてどうしたら良いかわからないベビちゃんに会えて
あ!あと愛すべき我が家猫にも会えた。

そばにいてくれることが心から嬉しいと思える友人もいて
私はどれだけ救われてるんだろうなぁなんて
感謝する気持ちになったりして。

着々と、1日1日が流れるように過ぎ去っていく日々に
なんとなく忘れちゃいけない日な気がして
日記のように書いてみることにします。