本当の理由 | 越中富山 福野夜高祭 七津屋行燈

越中富山 福野夜高祭 七津屋行燈

富山県南砺市福野で、毎年5月に開催される福野神明社の春季祭礼です。370年の歴史を誇る神事です。皐月空の下、7町の夜高行燈が勇壮・優美な練り回しを行います。製作風景や祭の様子などを更新しています。


おはようございます。

昨日、大行燈の組み立てが無事に完了しました。とてつもない強風で、心が折れそうになりましたが、そこは全員の気持ちをひとつにして、どうにか成し遂げる事ができました。









朝方の雨が上がった瞬間、続々と運び出される行燈。勇んで1番最初に運び出された羽衣。

『つんもん、最後やからまだ会館のなかに入れとけまな。』と誰かが言って、一旦会館のなかに戻された羽衣。そこで異変に気付きました。




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1箇所、蝋も引いてなければ、紅も入ってないではありませんか!強風やからビデに移動後に付ける、少しでも軽くしてビデまで運搬したいなどと最もらしい理由をつけていましたが、つんもんを本当に取り付ける事ができなかった理由は、ここにありました。その後、気を取り直して淡々と作業は継続されました。







皆さん、活き活きとした表情で作業をされていて何よりです。さて、いよいよ本日明日と福野夜高祭が行われます。

心配していた天気も何とか大丈夫そうで、ひと安心しています。これで、本頭の雨男説もくつがえすことができそうですね!2日/365日の非日常、全力投球で楽しみたいと思います!



まるしち坊主