製作放浪記【第18回】 | 越中富山 福野夜高祭 七津屋行燈

越中富山 福野夜高祭 七津屋行燈

富山県南砺市福野で、毎年5月に開催される福野神明社の春季祭礼です。370年の歴史を誇る神事です。皐月空の下、7町の夜高行燈が勇壮・優美な練り回しを行います。製作風景や祭の様子などを更新しています。







こんにちは。。



先日、リアルタイムでお伝えしたオールナイト製作の一部始終をより詳細にお届けしたいと思います。すべては、製作進捗状況が思わしくないため、これはちょっとやらなあかんやろ言うことで、オールナイト製作に至ったわけです。皆で盛り上げながら、どうにかこうにかやりきることができました。。









良い大人4人して、中行燈の吊り物に紅を塗っている画です。いわゆるロックオンです。しかも眼を凝らして見てみると、若い衆に交じり鳥職人さんも一緒になって作業をしています。この時の時刻は、午前2時半頃だったと記憶しています。日曜日にボーリング大会を控えていた鳥職人さんですが、遅くまでやって頂きました。本当にありがとうございました。。












大行燈屋形船部隊です。。
こちらも寄ってたかって紅を塗っています。不思議と、やると決めた時の皆の集中力は素晴らしいものがあります。かっこいいなぁ、みんな。。












羽衣の紙貼りと言う単調な作業にあきた貴光選手、俺にも紅を塗らせて下さいよと半ば強引に紅と筆を手に、ただただピンクを塗っていました。俺はピンクが好きなんやと意味不明な言葉を発しながら一心不乱に塗り続けていました。やはり、睡眠をせず作業を続けたせいで頭の方がややおかしくなったのでしょうか??明け方には、奇声を発してみたりと皆を笑わせ続けた貴光選手でした。ちなみに、特技はセーフティースクイズとのことです。。












こんな感じで元気にやってました。。
マスクの男が右手にビデオカメラを持っていますが、最早、写真のみでは満足できないということで、ドキュメントを製作しようと乗り出しました。普段の製作風景はもちろん、前夜祭から祭当日の模様まで、細部に至るまで七津屋若連中に密着したいと思います。。












和成選手も眠気のピークを通り越し、やや高めなテンションと瓶ビールを引っ提げて、もうひとつの中行燈の紅塗りに取り掛かりました。私が目撃しただけでも、瓶ビールを3本空けていました。深夜明け方の瓶ビールを難なく飲み散らかした彼に盛大な拍手を送りたいと思います。まぁ、そんなこんなで色々なハプニングはありましたが皆の頑張りのお陰で、かなり作業がはかどりました。このままの勢いで、今週も突っ走っていきましょう。。












限界を超えた勇土です。。
お疲れ様でした。。













明け方6時の会館外の模様です。。
天気予報の暴風雨が嘘のような穏やかな朝を迎えました。朝起き会のおっかちゃんを、七津屋公園をバックに激写することに成功しました。。








See you next diary...