理想とする紅。。 | 越中富山 福野夜高祭 七津屋行燈

越中富山 福野夜高祭 七津屋行燈

富山県南砺市福野で、毎年5月に開催される福野神明社の春季祭礼です。370年の歴史を誇る神事です。皐月空の下、7町の夜高行燈が勇壮・優美な練り回しを行います。製作風景や祭の様子などを更新しています。







おはようございます。。




3月も残すところ、あと僅かとなりました。私の中では、師走と称される12月の次に時が流れていくのが早い月でもあります。年度末で何かとバタバタする今日この頃です。。さて、前回紅を濾した記事を掲載しましたが、あれから何度濾してもやはり金は浮いたままでした。そこで、最終手段として煮沸させることにしました。先ずは、少量で試したところ次のような結果を得ました。。







一目瞭然です。。
これほどまでに、金が抽出されました。プラスチックカップに移して見てみると更にその差は歴然でした。。






濁りが取り除かれ、黒く透き通った理想のピンクが出来上がりました。試しに、色を塗ってみましたが、浸透していくように気持ちよく塗ることができました。乾くのを待ち、金が浮かないか更にチェックを続けましたが、それ以上、金が浮くことはありませんでした。その代わり、煮沸させたせいで量は半分ほどになってしまいましたが、綺麗な紅を追求するためには惜しくはありません。。理想のピンクが完成した今、順調に紅のほうが塗られております。紅が入ると自然と気持ちが高ぶります。。








そして、裏で進行中のプロジェクト。。
先週サンプルが届きました。。





色鮮やかな山くずしです。。
正式名称は『紗綾型』だそうです。。
何はともあれ、乞うご期待下さい。。





See you next diary...