「空気を読む」って行為は、日本人に多くある特徴なんだと聞きました。
それが良いとか悪いとか、それはそれぞれのお考えもあることでしょう。
でも、
いつも気になって仕方ないことがあります。
それはラジオなどで、大学教授や専門家が「何か」について語っている時の事。
おそらく事前に持ち時間は伝えられているのでしょうが、残り時間が少なければ少ないほど、話足りない事を全部話さなければと焦るのでしょう。
とにかく話しが終わらないのです。
それまで無音だったのに、エンディングを告げるBGMがうっすらとかかり、その音がだんだん大きくなります。
それまで盛んに相槌を打っていたアナウンサーが無言になり、ピリピリしている様子がこちらにも伝わってきます。
おそらく、「○○というわけです」とか「○○と思われます」などという話の切れ間を待っていて、そこですかさず「これからも注意して見守っていきたいですね」とかなんとかアナウンサーが言葉を挟めたら良いのですが…。
そういう人に限って「○○だというわけです」と言ったと思ったらすぐに「それでですね」と話が続いてしまいます。
話しているのにそれを打ち切るような言い方は良くないと、アナウンサーもギリギリまでタイミングを計っている様子。
もう、聴いている方がドキドキします。
おーい!空気読んでー!
結果として
① なんとか話の隙間を見つけ「これからも注意して見守っていきたいですね」などとアナウンサーがまとめる→アナの勝ち
② 話の途中で「○○さんスミマセン、時間になってしまいました」とアナウンサーが無理やり話を終わらせる→引き分け
③ 相手がしゃべりまくっている声がフェイドアウトしていく→アナの負け
時には、空気を読むことも大切なのでは?と思ってしまうのでした。