こんばんは
今日でナナがお空へ旅立って一年が経ちました。
タロウやレオの時と同じように
ナナが旅立つ数日前からの事を、日にちを辿って考えていました。
この日仕事から帰ったら後ろ足が立たなくなっていてすぐに病院に連れて行って
ご飯をあんまり食べれなくなって、貧血の数値も悪化していて
旅立つ前日の夜ご飯は液状の総合栄養食を喜んで食べてくれて
でも食べた後に吐いてしまって…
ナナ でも最後のご飯美味しかったんやで❗️
ナナ
ナナがお空へ旅立った昨年の11日、ナナの貧血の原因を特定していく為に、クームステストを受ける事にしていました。
貧血の原因が免疫介在性の溶血かどうかを確認する検査です。
その検査で陽性なら、その後の治療方針を決める事が出来るし、陰性なら別の検査を考えていました。
ただ、夜ご飯を食べた後、ナナの呼吸が少し早くなって、酸素室に入れて様子を見ていました。
苦しそうではないけど呼吸の早さは変わらない。
酸素室の中の温度を何度も確認して、ナナが少し動くたびにナナが楽になる体勢に変えてあげて
ナナね、こんな状態でも可愛くて美人さんなんですよ
でもナナの事を一番近くでいつも見てきたのは間違い無く私だと思っていて
夜中の2時過ぎたあたりの時間かな
「ナナは朝までもたない」
と思いました。
ナナの事をいつも見てきた私だから
悲しいけど、そう思いました。
変わらず呼吸が早く、眠り続けているナナに
「ナナ、今苦しい?」
「ナナ、いっぱい頑張ったもんなー」
「ナナ、、、、、どうしても辛かったら逝ってもいいからね」
「ナナ、大好きだよ、ありがとう」
そう声を掛けました。
朝一番で病院の診察券の予約を取りに行くつもりの旦那も起きてきて、ナナの様子を一緒に見守りました。
ナナが頑張っている姿を見ている事しか出来ないのに、涙が止まりません。
そのうちに、ナナの体が時々ピクっと動くようになりました。
少しして、それが小さな痙攣だと気付きました。
そんな状態のまま、でもナナは朝を迎える事が出来ました。
病院へ連れて行って検査をすれば必ず何とかする事が出来る!と信じている旦那は、少しでも早い予約番号を取る為に、家を出て病院へ向かいました。
私はナナの限界を思って
旦那はナナが治ると信じて
病院へ向かう旦那を止める事は出来ませんでした。
そして7時27分
肩で息をしていたナナが大きく息を吸ったかと思ったら、肩の動が止まりました。
本来なら酸素室から出す場合は酸素濃縮器を切って、酸素濃度を下げてから外に出さないといけないのだけど…
直ぐに酸素室からナナを出しました。
ナナの名前を呼びながら泣いて泣いて泣き叫んで
旦那に電話してナナの呼吸が止まった事を伝えました。
絶対助かると信じて疑っていなかった旦那は
「ウソやろ⁉️」
と叫んでいました。
旦那が帰って来るまでの間、ナナの可愛いお目目が開いたままじゃかわいそうだから目元を押さえて目を閉じさせていました。
すぐに帰って来てナナの姿を見た旦那は
「ナナ、最期にウンチが出て良かった。2日出てなかったから心配やったけど良かった」
と泣きながら言っていました。
その後はナナのお尻周りを洗ってあげて綺麗にして、体を拭いて
旦那の仕事の関係で翌日にはお空へ還さないといけなかったから、ナナが旅立つ準備をしました。
ここまで書いてあれなんですが
去年のナナの事を書いたものを、私がまだ見返す事が出来なくて
同じ事を書いている可能性もあるのですいません
タロウとレオの時とは違って、ナナは自分で看取る事が出来ました。
タロウとレオを、、病院で逝かせてしまったから
私は自分で看取る事に凄く拘っていました。
でも実際は抱っこして逝かせてあげる事も出来なかった
私の腕の中で旅立たせてあげたかった
「枯れるように」って頭では思っていたのに、食べさせて吐かせてしまった
理想と現実の違い、目の前で大切な命の灯が消える衝撃
ナナとのお別れで、また違う感情や自分自身が学ぶ事がありました。
ナナ 人生常に勉強やで❗️
本当にね
これまで毎日のようにナナの体を撫で撫でして
「ナナは可愛いねー、美人さんやねー」
「ナナはお婆ちゃんやけど頑張ってるもんねー、ありがとう 大好きよ」
なんて当たり前だった事が出来なくなって一年
今は写真を撫で撫でする毎日です
私の記憶の中のナナは相変わらず家族以外は全員敵❗️
だけどいつも私の目を真っ直ぐ見つめて、私の気持ちを理解してくれる
3チワワのリーダーとして先頭に立って群れを守る誇り高い仔
大好きの気持ちが衰えること無く、一年が経つました。
ナナが居た頃はちびっ子だったソラも、もうすぐ2歳になるよ
ナナはお空で元気に、みんなと楽しく過ごしているかな?
これからも変わらず時間は流れていくけど、ナナのことが大好きな気持ちはずっと変わらないからね
ナナ 分かっとるで❗️
また明日からは、心の中でナナとタロウとレオを思いながら
でも涙は流さないようにします