こんばんは
ナナの四十九日が来週に迫っています。
私は実家が仏教なので仏教的な考えなのですが…
亡くなってからの七日毎の法要は閻魔様の裁きを受け、四十九日に極楽浄土に行けるかの審判を受けていると言われていますね。
ヒューマン界で言う裁判みたいな感じですね
それで言ったらナナは極楽浄土決定
何ならハイヤーでお迎えが来てくれる位だと勝手に思っています
チラッとお空に行ってご挨拶して、また帰って来ていいからねー
ナナ「挨拶は…別にえぇんちゃうん」
今後の為にご挨拶は元気にしておこうね
ずっとそばに居てくれていい…と思う事は本当は罰当たりなのかもですが
ナナもタロウもレオも、可愛いお友達達も、みんなお空と家族の間を行ったり来たりして幸せに暮らしていると思います
ただ一人だけ…
四十九日が終わるまで心配でたまらなかった人が居ました。
私の父です
七日毎の法要で閻魔様の裁きを受けていると知ったのは父が亡くなった時です。
それを住職さんから聞いた時
「オトン…絶対天国行けんやん…」
と絶望した気持ちを今でも覚えています。
いや、今思えば別にオトンも犯罪を犯した訳ではなくて
ただ
女性関係が非常に乱れておりまして
娘が言うのも何ですが、女性に非常に好かれる人でした
オトンの告別式の時にはその女性達にお引き取り願った経緯もあります
「お引き取り下さい」と言いに行く嫌な役回りは末っ子の私の役目でした
そんなオトンだから、この先天国で楽しく暮らすなんて無理だろ
四十九日過ぎたら地獄行き決定じゃん
当時は本気でオトンが地獄で上手くやって行けるのか心配して涙しました。
いや、地獄で上手くなんてやっていける訳無いじゃん
私の本気の心配が皆に伝わったようで
「法を犯した訳じゃ無いからギリ天国やろ」
の姉の一言で落ち着きました。
オトン、ギリでも天国なんだから閻魔様に感謝しないとだよ
レオ「人の心配より自分の時は大丈夫やろうなぁ」
オトンが天国なら私なんて余裕で天国だよ
なんて先の事を思ったりもしますが
ナナの四十九日は葬儀をした斎場でお経をお願いしました。
ナナがビューンとハイヤーで天国に行ってご挨拶出来るように
でも気持ちは私達と一緒に居てくれるように
あっ、気持ちがこっちに居たら良くないのか?
分かっているようで良く分からない四十九日
ナナの心が居たい場所に自由に行けますように