何もしないって、どういうことを言うのでしょうか？
「何もしないぞ」と決意したり、自分に言い聞かせたりするのとは、ちょっと違います。なぜなら、何もしないように「しようとする」からです。
説明するの難しいです
実際に、考えていることに気づいたあとのことから、書いて説明していきます。
まず、考えていること（何かをしようとしていること）に気づくと、何か心がほっとした感じになると思います。
これは、（心が）動きまわっていたのをやめたからです。
ちょうど、生活で、家事、仕事などが終わって、よっこらしょとホッと一息ついたのと同じことです。これは、イメージつきやすいかなと思います。
もし、そのまま楽でいたければ、そのまま座ったままで、動かないでいますよね。
座っているところが台風みたいに吹き荒れていたりすれば別ですよ^ ^
心を休めるのも同じことで、考えていることに気づいたら（動きまわっていることに気づいたら）、そのまま、心をあっちこっちに動かさずに、あなたの心が「いまいる場所にそのままいること」です。
ただ、実生活の中の台風とちょっと違うのは、あなたのいまいる場所が、台風のような苦しさの中でも、あっちこっちに心を動かさずにいれば、その台風のような苦しさの中でいい気持ちを感じることができることです。
さてさて、まあ要するに、「何もしない」とは、「よし、何もしないようにするぞ」ではなく‥‥‥あなたの心が「いまいる場所にそのままいる」ことです。
それを、ちょっと難しく言いかえると、心の中の「いい気持ちの素」に注意を向けること（選択すること）です。
これだけでは、ちょっとわかりにくいかと思うので、次回は、そのいまいる場所＝いい気持ちの素について話をしていきたいですね。