豹の心臓、 マイバッハV12型HL210 P30 エンジンが完成しました。
3000rpmで650PSを生み出すガソリンエンジン。
製作に3日間、塗装に2日かかりました。
これだけでも立派な作品。
ワタシ、これで白いご飯3杯はいけます。ハイ。
排気管は灼けた鋼鉄の質感を表現するためにウエーブ社製の”さびてんねん”を使用してます。
オイルレベルゲージも忠実に再現。
下部の複雑に這い回るパイピングも徹底的に再現されてます。
トランペッターという中華大陸のメーカー、省略する気は全く無いですね。
「実物に存在してますんで、パーツ化しましたが・・・。それがナニカ?」という姿勢の様です。
適度な省略で組み立てやすさとリアルさを追求する、という我が日本のタミヤさんとは全く設計思想が違います。
このエンジン上部のエアークリーナー。
このように外せます。
2個とも外します。
そうすると、キャブレターとの間のパネル部が出現。
そんで、このパネルも外すと・・・・。
キャブレターが顔をのぞかせます。
ここまでやるのトラぺさん。
せっかくなので、このパーツ類は接着せずにこのまま仕上げます。完成後も取り外して内部が見えるようにするつもりです。
最後にもう一つ、エンジンの底部には・・・。
エンジンオイルを抜くためのドレンコックが忠実に再現されてます。
これはもう完成後絶対見えません。
なので本作品をご購入いただくお客様もこのブログにての見納めとなります。
ここまでやるのなら、エンジンブロック内にピストンやバルブまで再現してほしかったですね。
(ハイ、嘘です。)
塗装に当たっあたっては、エンジン特有のオイル染み、高温で灼けた金属表面、錆、埃等等を再現するため、チッピングやドライブラシ等、今の私ができる全てのテクニックを盛り込んで塗装しました。ハァハァ・・・。
キャップ部のレッド(X-7)がアイキャッチになってます。
オイルの染みはエナメル塗料のクリアーオレンジ(X-26)です。
今日はここまで。
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