渋谷ヤバかった。

人がお祭り会場状態のぎゅうぎゅう詰め。

しかもかなり広い範囲。

池尻から渋谷に降りるあの坂も人がぎっちりで祭りで少し進む感じの人の洪水の列。

タワレコまでの道も同じ。

 

MIYASHITA PARK の 屋上も人がギッチリ。

ベンチも芝生も見渡す限り全部人で埋まっている。

渋谷の需要ヤバい。

今日は土曜日というものあるでしょうが、ゴイスーですね。

 

 

 最初どこに行くつもりだったんだろうなあ?そもそも

なぜ渋谷まで走ったのか??

 

まあしかしそれはクロスバイク(もどき)時代も同じだった。

とりあえず散歩行くか、という流れで、遠出になったりする。

そのせいか、散歩行くにも最低限の準備はする習慣が身についている。

 

 そう、最初は溝の口にでも行って、スタ丼でも食うか今日はという流れ。

 

 ”しかし、私は走りながら覚醒してしまった。”

 

  ”あるいはNEW SKILL を閃いてしまった。取得してしまったのだ。”

 

それは、「 長距離用ランニング法。」

 

俺は今まで上り坂を登ったり、20分でどれだけの走る速度を上げて走れるかなど、

    つまり短時間での走りに重きを置いてきた。

 

しかし先日の、これは日常の話なのだが、軽くランニングするかと走ってた時に、

ランニングジジイを見つけた。

 

ランニングジジイをなんだかんだ、追いかけたが、意外に遠くまで行く。

 結局のところランニングジジイに追いつくことは諦めた。といった日があった。

ちなみにランニングジジイは俺が家に帰る途中に反対側の歩道を通り過ぎていった、

俺に見せつけるかのように!!

 

そこから俺は、何か、考えるようになった。そう、走法についてだ。

明確にではないが、何かSOMETHING意識し始めたのだ。

 

そうした事がトリガーとなり、今日、それが覚醒した。

 

     「 長距離用LOWスピードランニング法。 」

 

俺はこれでまず先ほど言った溝の口まで、なんと息も切らさずに辿り着いてしまった。

しかもいつものスネに負担がかかる走法ではないので足の痛みも無い。

 

これはもっと全然行けるな。あの地平線の向こうまででも。と

 

とりあえず二子玉川でも行くか、

 

そして用賀に着いた。

 

 とりあえずどうしようか?

 

自動販売機で缶コーヒーを買い、神社があったのでそこで飲む。

そこで自然にストレッチを始める。

終わったらそのまま桜新町方面へ、

懐かしい、グリフォンはスタバなどに変わっていた。

 

そしてあのおもちゃ屋、20円のガチャガチャをした記憶があるおもちゃ屋。

やがて5枚入り100円に。

桜神宮の向かいの山上ボクシングジムが入っていたビルはなくなって?そんな新しくは見えないがそこにはオシャレなお菓子屋みたいの。

 

そして246に入り、246を渋谷方面に走っていく。

 

例の、上には高速の下で、何か独特な道となっている。

駒澤大学、三軒茶屋、ここら辺に来ると歩道も人が増えてきて、あまり快適に走れない。

ちなみに三軒茶屋にも1度住んだことはあるが、原付で二子橋で轢かれて終わった。ろくなところじゃない。

 

三軒茶屋駅より手前で信号が赤になって歩いていると、自転車に乗った青木真也らしき人が道路で止まっている。

近づいて見てみると99.9%青木真也であった。

ほほほほ、格闘技好きなので何か嬉しい。さすがTOKYO。

 

そして池尻大橋、ここら辺からはもう池尻大橋というか渋谷の手前といった印象。

マイバスケットで缶コーヒー買う。

信号待ちが多いと、もうなんか一息ついちゃう。

 

なぞの国道かなんかが交差して下に見えるちょっとした上り坂を上がり、

信号があり、やがて道玄坂が先に現れる。

 

もう到着だ。

 

割りと着いてしまったが、渋谷に来て何をしよう???

 

とりあえず路地裏で一服。

ストレッチ。

 

246を通っていると目につくのが電動スクーター。

見かけない日は無い。

 

 

 道玄坂を下っていく。

 

やがて人が満員電車みたいになってあまり進まない。

 

街や人を眺めたりしながら進んでいく。

 

109辺りになるともう進むの大変。人がぎゅうぎゅう。

俺の知ってる中国人より綺麗な3人組ぐらいがいる。

なんか電車のマスコットキャラがその場で軽く飛び跳ねている。

ちょっと気になってみてみるが、特にそれ以上に面白さはない。

 

人の波が凄すぎて路地に入り今は確かバスケットボール通りと呼ばれる通りに入る。

そこではしっこに立ち止まり少しスマホをイジる。

通りに入ると例の渋谷スクランブル交差点から人の波が流れ込んでくるが、

その先に見える交差点は壮観だなと思いスマホで写真を撮っておく。

 

周りを見ると中高年の白人なども休んだりスマホをいじっている。

 

MIYASHITA PARK でも行ってから帰るかとまたバスケットボール通りを通り抜け路地の坂を上り通りに出て右に曲がり、タワーレコードのある通りに入る。

 

ここも人が多く祭り会場状態。

東急だかが見えたので左に曲がるがPARCOだかが反対側に見えるカフェの前で立ち止まる。

あり?MIYASHITAどこ??

スマホ見てもわかんない。

横断歩道を渡るとMAPがあった。

見るとすごい分かりやすい。戻ってすぐ、反対だった。

というかタワレコの裏だった。

 

ふぅMIYASHITA~。

階段を上がり、下の大通りを眺める。

 

手で銃を作り撃つ。バンバンバンバン!

 

そうしてさらに階段を登る。

 

空が開けてくる。

 

MIYASHITA屋上~!

 

見渡すとベンチや芝生やすべてが人で埋まっている。

しかも皆その表情は楽しそうだ。

 

歩いてトイレがあったのでトイレに入る。

どうせなので顔洗ってタオルで顔を拭く。

ふぃ~。

 

歩いてどうせなので提灯が見えるエスカレーターを降りて帰る。

 

やっぱあそこエスカレーターのるところ眺めが良いので写真を一応取っておく。

 

エスカレーター2つ下がると白人がバック提灯でしゃがみグッドサインで写真を撮っている。

 

下まで行ったら提灯路地をいちべつしつつトンネルを抜けて、

 

とりあえず渋谷駅は無理と判断。(精神衛生上的に)

 

ここまで来た道と同じような感じで、今度は109の中を通ってショートカットしまた道玄坂へ。


道玄坂の途中で109の舞台で揺れていたマスコットキャラと遭遇。

今度は歩いていた。

すれ違いざまに顔に力を入れむぅっと変顔を作り目は見ずに顔だけで威嚇しておく。


 もう、渋谷まで走るというミッションを達成したので、気合は無い状態で246へ出る道を行く。

 

そして池尻大橋までの道。

 

そこそこ気持ちいい。気分は良い。

246の向かってくる車のヘッドライトや、TOKYOを感じつつ、右の店からモデルのような白人を感じる。やっぱ美人やなぁ。

 

そんなこんなんで、地下に続く系の池尻大橋の駅に着いた。中華料理店がある。ちょいとお腹すいたな。

 

その箱からも人が湧き出て上がってくる。

 

出てくる人が減ってきたのでそろそろ行くかと地下にもぐっていく。

 

池尻の駅の中も割りと活気があり、若者のウェーイとやってる。

 

電車来るまでけっこうあるな。。

 

ベンチに座る。2個となりに人が来る、、。そのまた2個隣にも人が座った。

 

電車が来た。

 

隣のドアの方が空いている。

 

「以外に空いてるな」

 

池尻からだと各駅だから逆に人が少なめで良かったかな。」など。

 

白人。

 

途中であからさまな迷惑ファミリー。

なぜか俺の真後ろに。

 

吊り革に子供を捕まらせたりして騒いでいる。。

なんか俺に子供の足当たったし。

 

子供を吊革につかまらせようとしたが「重っも」とか言って出来てなかった。

 

「しかしその意志は俺が受け継ぐ。」

 

なんで俺の後ろに、、とか、ダメな男と、困った妻でどうしょもなかったが、

 

これに落ちは付いていなかった。

周りの乗客も「なんだあいつら・・絵にかいたような迷惑家族・・」

と思っていたのをドアのガラスの反射で俺は確認していた。

 

迷惑ファミリーが下りた後。目的地に向けて電車は各駅で走っていたが、

俺はこの珍事に「オチを付けるべき」と考えていた。

 

物事は始まったならば終わらせる必要は出てくるのだ。

そしてそれが様式美であり、起承転結であり、、使命なのだ。

 

 俺は頭がかるく疲れたていたこともあり、駅の順番を頭の中で間違えていたが、

次は目的地とアナウンスされた。

 

 まずは手すりを確認するかのように、あるいは周りの乗客にも心と頭の準備をさせるために、あるいはその前提条件を思い出させるために吊り革を蝶腕で掴んだ。

 

これで察しの良い乗客なら俺が何をするか気付いていたかもしれない。

 

まずどちらのドアが開くのか、俺は確認した。

 

そろそろだと判断し、吊り革と体に力を入れ、その体を上へと押し上げた。

 

ぐっ。そうして懸垂でやる場合はアゴの当たりで止めるが、1回なのでそれ以上、上げられるだけ感覚でより高く、じっくりぐぅっと体を上げた。

そしてその場で静止した。

力があると誇示するには、体の力があるというのも見せなければならない。

 

ただ上に上げる出なく、スムーズに、そして自然により高く、無理なく、そして頂点で静止させ、ゆっくりと余裕があるように下げていく。

 

 そうして俺の懸垂は終わった。

 

そうして車内が多少ざわついているのを感じた。

 

そうしてドアが開き、出ていくつもりだったが、じゃっかんドアがまだ開かない。

 

5秒くらいだろうか?7秒か?

 

少し遅いなと思いつつ、ドアの方向を向いているが、少しだけ変顔でもして誤魔化そうかなどとしつつ、ドアが開き。

俺は駅のプラットフォームに降りて歩き出したのだった。

 

 

 まあそういう日だった。

 

 そう。そういう日だったのだ。

 

 あと、地元の駅に戻ったらやっぱ人がTOKYOじゃない感じだった。。

 

終わり

























フォームについては、

カカト重心・フトモモ重心。


姿勢は良く胸を張り、

太ももと上腕で前に進む感じ。


重力をそのまま足に下ろし、体を前傾して前に進もうとせず、

胸を張って肩甲骨の稼働を意識しつつカカトや足の裏全体を使って真下に来る重力を前傾にならず蹴って前に進む感じ。



今まではスネに負担がかかるような前傾気味でスピードを出して進んでいた。


 後は肩を回すなどとよく言うが、

本当の肩を回すと肩を痛める。


正しくは肩甲骨を回すが正しい。


肩甲骨は反対の手で前からさわりながら回すと意識し易い。