消去法の未来じゃなくて | 名無しの唄

名無しの唄

鼻歌と裏声の中間ぐらいの本気

スピード出世組 「夜型」が8割強
30代になると、同期の中で徐々に“出世格差”が開いていく。早々と管理職になる人もいれば、なかなか昇進..........≪続きを読む≫ 現代日本に生産される人材論が基本的に嫌いだ。
あるは関係性においていかに器用に立ち回るかを説き、あるは前提的社会性においていかに多くの役割を持たされるかを説き、あるは一見普遍的な多方面の優秀さの根源を説く。
コミュ力と言い、人間力と言い、教科書を作ってノートを配らない。

敗戦投手としていかに優秀かを論じているようにしか聞こえない。


根本的に意味がないのである。
初志貫徹の初志がなく、成功とは目標の達成ではない。
便宜上に措定された、必要でもない最低限を確保するために人間たちを無駄遣いしている。

そんな気がする。


自分は働いてない大学生だ。
割と収入のある親の庇護のもとで生きている身だから、あるいは理想論と嘲笑われても仕方がないかもしれない。
だけどそんな立場にいるからこそ、はっきりと断定できることがある。

そんな様式で人間を割り振っていく社会には、出て行くに値する魅力がない。
つまんなそうだ。
そのなかでそのために汗水たらして苦労しようなんて、誰も思わない。

夢が見たい。
明日を楽しみに生きていたい。
寝るのが惜しいぐらいに頑張りたい。
それが普通で、人間なんだって、そういうふうに思うから。