そんな感じで1時間くらいは女子会。卑猥なお話やら「どんな男性がタイプなの?」という普通の女子トークやらで楽しく過ごせました。
しかしせっかく仲良く話せるようになったお姉さん方も19時前に退店。
「夜の部の時間になったら男性いっぱい来るから雰囲気変わると思うよー。頑張ってね!」なんて応援してくれました(笑)
ハプバーには昼の部と夜の部とがあって、女性は基本的に初期費用だけで無料なのであまり入店・退店時間を気にしなくていいんですが、男性は部ごとにお金が発生するので、昼の部と夜の部ををまたぐとお金がかさんでしまうそうです。男性は万単位でお金がかかりますからね。難儀ですね。
その後、夜の部に入ると確かに男性客が増えてきたのですが、なかなか男性に話しかける勇気が出ず、常連さんぽい女性と話しつつ時間を過ごしました。
するとその席に多分40くらい?のおじさまが。ハプバー自体はよく行くそうで、このお店は初めてだと仰っていました。特にエロいお話はせず、お酒の話やおじさまの持っていた電気タバコ?を見せてもらったり和やかにお話し。
この頃には店内には男性女性ともに結構お客さんが増え、混んでいました。
この日お店はコスプレデーで、女性は和装に着替えるとスパークリングワイン飲み放題になるよ!という企画の日だったので、店内にはお着替えをした女性の姿がちらほら見えるように。
ちょうどその頃、初めて来たらしい若い男性客3名が隅っこの方で固まっていました。
いい感じにお酒も回ってきていたので、男性3人組に話しかけました。
メンバーの中心っぽい黒い服のお兄さん(以下:クロさん)、にこやかな可愛い系お兄さん(ニコニコさん)、眼鏡の寡黙なお兄さん(草食さん)でした。
ななしみ「こんばんは~。ここいいですか?」
クロさん「ぜひぜひ!俺ら皆初めてで緊張してるんでお話しましょう」
ななしみ「私も初めてなんですー」
こんな感じで輪に入りました。
いやー、とにかくちやほやしてくれる。自慢じゃないですが私は控えめに言ってデブです。デブ寄りのぽっちゃりではなく、ぽっちゃり寄りのデブです。なのに、「全然緊張してるように見えないよー。明るくてかわいいし」とか、「色白くて肌綺麗だよね」とか色々嬉しいことを言ってくれる。
日頃ちやほやされ慣れてないので、わかりやすいお世辞でもすごい嬉しくなっちゃう。ちょろい私。
で、やっぱりスパークリングワイン飲みたかったので、「私もそれ飲みたいなー」なんて言ってみます。当然「ななしみちゃんも和装着替えたら?絶対似合うよ」って言ってくれます。うん分かってた。そう言ってくれるの待ってた。ということでお店の用意してたコスプレ和服にお着替え。
で、このコスプレ衣装、私がデブだからってことももちろんあるんですが、それにしても幅が短めに作られてる。多分。 普通に座るだけでめっちゃ足元はだける。油断してると太もも丸出しになる。
戻るとやっぱり褒めてくれます。ニコニコさんが結構女の子慣れしてるのか、褒め上手で近づき上手。「すごく似合ってるよ。ていうかななしみちゃん色白いよね。肌も綺麗。」なんて言いながら軽くほっぺた触ってくるんです。うまいなー。嬉しくなっちゃうだろ!いつの間にか太ももにに手置いてるし!
誉め言葉の中に「ほんと似合うね。色っぽいよ」とか混じり出して、ちょっぴりセクシーな方面に話題が進んできました。
ニコニコ「俺、触ったら胸のサイズ分かるよ」
クロ「まじかよwwななしみちゃん、こんなこと言ってるけどどう?」
ななしみ「そんな適当なこと言っておっぱい触りたいだけでしょー」
ニコニコ「いやほんと当てられる自信あるから!」
おっぱい触りたい感がめっちゃ露骨でしたが、それまでめっちゃ誉めてくれていい気分だったのでまあ良いかなと思って触らせてあげました。私もそれなりに期待してたしね。
二人共にサイズ間違えられたのはショックだったけど。2カップも下に見られて悲しいぞ……
でも、もしエッチなこと目的で来てるんだったら私に時間費やさせるのはかわいそうだなと思ったので、わりと早い段階で生理中であることは伝えました。
ななしみ「あ、でも私今女の子の日が来ちゃってるので、もしエッチなことがしたいなら他の女性とお話ししに行っていいですからね!」
ニコニコさん「いやいや、俺らも初めてなんで、お話しできたら十分だよ~」
クロさん「そうそう。特にコイツ(草食)がまだ童貞なので、とりあえず女の子と喋れれば。なんなら隣に行ってやってくれません?」
そう。ここまでの楽しい会話、ほとんどクロさんとニコニコさんしか喋ってない。草食さんは二人に話振られたときに「うん。」とか、「まあ、そうだね」くらいしか声を発してないのだ。
ということで草食さんのお隣に移動。そのへんのタイミングで、常連風のおじさんが話しかけてきたので、クロさん・ニコニコさんはそちらで男同士の会話。盗み聞くに、「ハプバーでは男同士のネットワークも大事だぞうんぬん」みたいな話をしてましたね。
二人がそっちとお喋り始めちゃったので、草食さんと一対一に。
ななしみ「彼女とかいたことないんですか?」
草食「あの、えっと……ない、です。好きな子も中学の時以来いないし……」
相 当 童 貞 み が 強 い 。
聞けば、高校が共学だったのに、運悪く一クラスしかない男子クラスに入ってしまったそうで、それが決め手で女性と話すの苦手になったんだそう。今日もどこに行くか伝えられないまま二人に連れてこられて、何が何やら状態らしい。
ななしみ「じゃあ、今日は私もエッチなことできないし、草食さんもそういうことするつもりで来たわけじゃないみたいだし、とりあえず私と話して女慣れしよっか!」
草食「ん……」
もうここまでで、だいぶ草食さんが可愛くて。私はうずうずしてました。自分だって別に経験豊富じゃないくせに、この人と下(プレイルーム)に行ってもいいなとすら思いました。本番はできないけど手とか口とかでしてあげるのも全然やぶさかじゃない。
ななしみ「とりあえず、女慣れということで……はいっ」(手を出す)
草食「え、えっと……はい」(一瞬だけ手を重ねたけどすぐ離す)
ななしみ「え!早いよ!触っただけじゃん!」
草食「えっと、いや、でも・・・・・・」
ななしみ「じゃあ試しに。クロさんクロさん(会話には交じってないけど近くにはいた)、はいっ」
クロさん「ん?はい」ぎゅっ(恋人繋ぎ)
ななしみ「ほら!草食さんも繋ごう?はいっ」
草食さん「…………ん」ぎゅっ
かわいい。かわいいよお兄さん。大変萌えました。
その後、先ほどクロさんとニコニコさんと話してたおじさんたちの輪に入りお喋り。もちろん草食さんも一緒に。
ニコニコさんの姿が見えなかったんですが、話してる時に戻ってきました。どうやらおじさんの彼女さんと下に行ってたみたいで、つやつやした顔でおじさんに「ありがとうございました!」とか言ってたのでしっかりハプニングできたみたいで良かった。
また長くなってきたのでいったん切ります。この調子だと⑤くらいまでいくかな?