泣きながら一連の出来事を佳苗に話した。
ムカつくけど、先生ならあり得るかもと言っていた。
もう忘れて新しい恋をすれば良い。
入学してからずっと先生の家しか知らないでしょう?部活やサークルに参加したらいい。
一緒に行こうと言ってくれた。
嬉しかった。
当分彼氏はいらないけど、大学生らしいことを何もしてこなかったので、今からでも間に合うのなら堪能したい。
私が先生の家に行ってる間、メインキャンパスに行きたくさん友達を作っていた佳苗。
理系キャンパスとは違い、みんな華やかだ。
佳苗を介してすぐ友達になれた。
嬉しい。
佳苗がいなかったら、きっとこんな楽しいことに出会っていなかったはず。
講義が終わったらすぐさま巡回バスに乗り、メインキャンパスに移動。
楽しかった。
みんなすぐ私を受け入れてくれた。
でも‥‥
先生は怒っていた。
ある日、私の前に現れて
人目も憚らず
罵声を浴びせた。