こんにちは、むーんです。
明日(2022/4/29)は金曜ロードショーで魔女の宅急便が放映されますね。
ゴールデンウイークに突入しますので外出されている方も多いかもしれませんが
やはりジブリのアニメが放送されるとついつい観てしまいますよね。
わたしも自宅でのんびりゴロゴロしながらじっくり見たいと思います。
さて、今日はそんな魔女の宅急便からちょっと変わったアルバムのご紹介です。
魔女の宅急便~ヴォーカル編・カラオケ
レーベル:徳間ジャパン
品番:TKCA-30099
発売日:89/11/25
曲目:
1:ルージュの伝言
2:めぐる季節
3:何かをさがして
4:想い出がかけぬけてゆく
5:わたしのこころ
6:黄昏の迷い子たち
7:鳥になった私
8:好きなのに!
9:あこがれのまち
10:魔法のぬくもり
11:やさしさに包まれたなら
オススメ度:★★★☆☆
マニアック度:★★★★☆
難易度(ききやすさ):難★★★★☆易
名作、「魔女の宅急便」のサントラとイメージアルバムを元に
誰もが親しめるよう歌詞を付けヴォーカル曲となったアルバム「ヴォーカルアルバム」。
その「ヴォーカルアルバム」の「カラオケ版」になります。
曲目はヴォーカルアルバムに収録された9曲に、
荒井由実さんが歌われるオープニング・エンディングソングの「ルージュの伝言」「やさしさに包まれたなら」が追加されています。
一曲(鳥になった私)のみフェードアウトの場所が数秒短くなっているものの
全ての曲がヴォーカルアルバムと全く同じものになっていて、
唯一の違いは「ヴォーカル」が抜かれ、代わりに控えめにメロディーラインが電子楽器によって追加されていると言うものになっています。
え?カラオケ…
と思われたアナタ!
そうなんです。このアルバムはカラオケ「のみ」のアルバムなんです(笑)
一般的にはオリジナル曲+カラオケ版と言ったセットになっているシングルなどは多く見かけますよね。
でもこのアルバムにはオリジナル曲(ヴォーカル入り)は一切入っていません。
「魔女の宅急便」の曲にヴォーカルが入って歌えるようになったのがヴォーカル編の特徴なのですが、
その「ヴォーカル」自体がこのアルバムには入っていないのです。
つまり、このアルバムは単独での販売になっているものの、
実質は「ヴォーカルアルバム」とセットで聴くというのが正解なのだと思います。
当時、購入したものの「ヴォーカルが無い!」と嘆いた方もたくさんおられるのでは無いでしょうか。
一応、カラオケで良くあるようにメロディーサポートが入っているので
伴奏のみという感じでは無くインストルメンタルという形では聴くことができますので
「そういうアルバム」と割り切ってしまえばそれなりに聴くことができます。
いやいや、当時の音楽業界のたくましさというか、自由さというか…
現在ではなかなかお目に掛からないようなシステムになっています。
そのせいか、現在では中古市場でも状態の良いものは余りお目に掛かることが無いように思います。
ヴォーカルが全て抜かれているのでヴォーカルアルバムでの歌を担当された
荒井由実さんや井上あずみさんの歌声が聞けないばかりで無く
当時小学生だった麻衣さんの歌声も聞くことができません。
(ヴォーカルアルバムには「わたしのこころ」「あこがれのまち」でヴォーカルを担当されています)
ヴォーカルを純粋に楽しむのであればヴォーカルアルバムを購入すべきです。
このアルバムはヴォーカルアルバムを持っていて、カラオケ練習用にと購入する方向けでしょうか。
または、伴奏をもっと詳細に聴きたいというコアな久石譲マニアの方向け?の楽しみ方もあるかもしれません…ね。
全くもって個人的な話になってしまいますが
私は「ルージュの伝言」の間奏部分のコーラスが
「タンスに罠」と聞こえて仕方ありません(笑)
同じように思っていた方はいらっしゃいませんか?
今後、そういう風に聞こえてしまった方がいたら、ごめんなさい。
↓「歌入り」のヴォーカルアルバムの記事も合わせてご覧ください。
参考記事:魔女の宅急便~ヴォーカルアルバム~【CD紹介その23】
当時の斬新な企画が楽しめるアルバム。
よろしければ皆さんもぜひ一度お聞きになってみてください。
久石さんって本当にすばらしいですね。
では。
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