こんにちは、むーんです。
今日はいい天気ですね。
おフトン干したいトコですが
お仕事でナカナカ時間が取れません。
週末、晴れるといいなぁ。
さて今日のご紹介は
もものけ姫第二弾です。
もののけ姫~イメージアルバム~
レーベル:徳間ジャパン
品番:TKCA-70946
発売日:96/07/22
レーベル:徳間ジャパン
品番:TKCA-72747
発売日:04/9/29
曲目:
1:アシタカせっ記[4:39]
2:タタリ神[5:52]
3:失われた民[5:10]
4:もののけ姫[4:14]
5:ヤックル[4:07]
6:シシ神の森[4:47]
7:エボシ御前[4:12]
8:コダマ達[3:54]
9:犬神モロの公[4:00]
10:アシタカとサン[4:34]
オススメ度:★★★★☆
マニアック度:★☆☆☆☆
難易度(ききやすさ):難★★★★☆易
映画の制作が長引いたことによって、公開に先駆けて1年も前に発表されたイメージアルバム。
1:アシタカせっ記や4:もののけ姫、10:アシタカとサンはまさに映画で使用されたものと同じですが、
他の大部分の曲は編曲されたり一部を使用したりと大幅に本編では変えられています。
そういう意味ではまさにイメージアルバムといえるでしょう。
ただし、「風の谷のナウシカ」や「天空の城ラピュタ」の時代と違い
曲の構成は異なるものの、もののけ姫の世界を十分味わうことができると思います。
全体的にはシンセサイザーの音が多分に使われており
音色はオーケストラのものに近くはなっていますが
映画にはない独特の雰囲気を味わえます。
また、9:犬神モロの公は本編には使用されなかったものの、
映画の予告編で使用されたことから聞き覚えのある方も多いと思います。
特徴的なのは本編ではほとんど聴くことのできない「邦楽器(東洋楽器)」、
たとえば二胡や琵琶などを多分に使用していることでしょうか。
宮崎駿さんから「邦楽器は外して」と言われたことで本編ではほとんど目立ちませんが
このイメージアルバムでは随所にその独特の音色を聴くことができます。
特に1:アシタカせっ記での二胡によるメロディーラインはすばらしいと思います。
本編(サントラ)ではバイオリンやオーボエ、フルートなどが演奏していますが、
このイメージアルバムではバイオリンのメロディーラインから引き継ぎ二胡が東洋の神秘を感じさせる響きを奏でます。
サウンドトラックとイメージアルバム、また交響組曲(フルオケ版)のアシタカせっ記を聞き比べてみると
その違いがよく分かりとても面白いと思います。
個人的には二胡を使用したイメージアルバムのアシタカせっ記が好きですね。
また、このアルバムの「4:もののけ姫」は久石さんの娘さんの麻衣さんが歌っています。
「風の谷のナウシカ」や「魔女の宅急便」などでその歌声を聞くことのできる麻衣さんですが
ナウシカから13年経ち、高校生となった麻衣さんの女性らしい美しい歌声を聞くことができます。
ナウシカのあの幼く舌足らずな歌声や、魔女宅(ヴォーカルアルバム)での小学生らしいかわいい歌声を聞き返すと
「うん。あの子も成長したねぇ…」などと、近所のオバサンのような想いがこみ上げてきます(笑)
よろしければ皆さんもぜひ一度お聞きになってみてください。
久石さんって本当にすばらしいですね。
では。
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