どうも名無しのマーケターです。

 

青汁王子が話題ですね。

今回は株の信用取引で大損こいて、個人資産は8万円を切って、会社の資金もショートしそうなんだとか。

 

 

青汁王子と言えば、アフィリエイトから通販ビジネスをやって個人年収14億円もらいつつ、ひょんなきっかけから脱税が疑われ、逮捕された人物でもあります。

 

その後、富裕層から転落してバイトやホストからやり直し、ゼロからまたお金持ちになるまでをリアルに見せる青汁劇場なるものを当時のTwitter上でして、一気にトップインフルエンサーになった人です。

 

 

ただこれ、嘘だったんですよね。

 

良~く考えればわかりますが、個人年収14億円だった人が多少追徴課税くらっても、一撃で資産を全部失うわけがないんです。

海外の銀行で年利5%くらいの保険を2億でも買っとけば、金利だけで1000万ですから。

 

要は、逮捕された=転落したという感情に訴えて貧乏人を演出していただけ。本当はそもそも現金以外の資産はたんまりあった。

 

最初はエンタメとしてよかった。

でも味をしめた青汁さんは、そこから何度も何度も同じような劇場型インフルエンサービジネスをしてしまった。

 

そのため、さすがにXユーザーもバカではないので「さすがに嘘すぎる…」と、今回は冷ややかな視線を向けられています。

バカにすんなってことですね。

 

 

で、結局はもくろみがはずれたからか、謝罪動画のようなものを出して「本当にやばいんです。わかってくださいよ。」といった言い訳動画をあげてます。

 

 

が、本当にやばい状態なら、そもそも動画を上げる余裕すらないはずなんですよ。

一般人が本当にどん底で明日食うお金もない場合、動画取って言い訳する余裕すらないじゃないですか。そんなことよりお金をどうにかしないといけない。

 

だから、今回の青汁劇場や非常に反応が薄い。

 

そして、今回の件もあり青汁王子の劇場への信用もエンタメ価値も暴落し、以後同じようなことをしても「あーはいはいまたですか大変ですね(棒)」という反応しか得られなくなりました。

短期の人気のために、発信する情報の信用性をなくしたんですね。

(以後、彼の発信を鵜呑みにする人はエンタメと割り切っている人か、本物のおバカさんのみでしょう)

 

 

うーん、本当にいつまでやるんですかね、こういうインフルエンサービジネス。

青汁王子ですら、話題は作れても、見込み客となるユーザーは引き込めてないのに。

 

誤情報常時監視法案のタイーホリスクも上がる中、こんな”捕まらない詐欺”みたいなことを一般人にかますのって意味ありますか?

一時的に人気集めても、すぐ飽きられるんですよ?

 

お金を稼ぎたいなら顔も名前も出さない炎上リスクのない方法もあるのに、もったいないなって感じます。

それか今からインフルエンサー目指しちゃう人って、シンプルに頭がよろしくないのでしょうか…。