コウくんが自分の荷物をとりにいくといって出ていってから一人

部屋の片付け。


今日からこのお家で生活がはじまるんや。















長かった……。









早く一緒にすんで安心したかった。

中山さんとのことで色々心配し始めたのが1月。



今はもう5月になった。



夜中になると

中山さんと会ってるんやないかって毎日考えて考えて…
眠れなかった。















コウくんをほんとに信じたい。
けど…今はまだ信じられない。



ごめん。コウくん。
















今日は日曜日やけど………





コウくん…カラオケのバイトまさかないよね……?










引越しの日は前から決まってたし…。













1時間ほどしてコウくんが帰ってきた。







トントントントン。














外でアパートの階段をあがってくる足音が聞こえた。










ガチャ!!







ドス!!!!

ドサドサ!








コウくんが荷物を玄関に投げ込んでいる。













「あ~~重てぇぇ~~~!!」








私「おかえりー!!」







って!!!













コウくんは段ボールやらなにやらに何もいれずに素のままで小物やらなんやら車で持ってきた。




私「袋にいれるとかしなかったのー??(;;ぐっちゃぐちゃやん~」



コウ「めんどくさかったしさ~まだあとデカイのが車にあるんやわ~」



私「手伝うわ~。」



コウ「いいわいいわ~オカアが下にいるから二人で運ぶわ~」


私「え??!!!お義母さん下にきてるの??あせるあせるあせるあせるあせる


コウ「おー。」



お義母さんが一緒にきていました。






なにを運んでくるのかと思ったら……










ぐっちゃぐちゃにつっこんである服が入った透明プラスチックの衣装ケース五段を2つ……



コウ「お…重てー!!!( ̄□ ̄;)!!」





私「服がそんなに入ったままなんやから重いに決まってるやん…」





引越しするってわかってたのに何で準備してないの…


はぁ……。

伊東母「おーこんにちわ」
お義母さんが入ってきた