着いたの合図

ワン切りがきたから私は外へ。









コウくんの車がとまってる。


なんか毎回…会うの久々な気がする…













コウ「まだ荷物あんの?」


私「うん…。コウくんの車なら一回で全部運べるかな」



コウ「ふ~ん。じゃあチャッチャと運ぼうぜ~」



私「うん…」















顔を合わせても

ごめんの一言もない。




コウくんてほんとにこんな人だったっけ…

もうわからない……。


なんでこんな偉そうな態度なんやろ。






二人で部屋の荷物を運びに家にはいった。



母「伊東くんひさしぶりだねあせるこんにちは。出産した日ぶりだよね?だから2ヶ月くらい?」


コウ「あ~。……そうっすかね…」







母「………」



コウ「………」




母「やっと引越しだね。夜勤だったのに疲れちゃうねあせる


コウ「あ~~。別に……」















お前はERIKA様か。



別にぢゃねーよ!!














まともに挨拶もできないコウをみてびっくりしてしまった。



お母さんも絶対に同じ事おもってるのがすぐにわかった。





やっぱりおかしいよ…。









引越しの今日。




私はこの家を出て新しく生活がはじまる日。





荷物を積みおわって
私だけお母さんのところへ行った。

私「いま積み終わったからアパートにまたいってくるね。」


母「何時に虎太郎むかえにくるの?」



私「降ろしたらすぐまたくるね…」



お母さんの機嫌は悪かった。




母「わかったよ…。アノ子まともに挨拶なんでしないの?目も合わさないし…一体なんなの?私がなんかしたの?」





私「ごめんね…。」











キマヅイ雰囲気のまま出発した。














車の中でコウくんになぜあんな態度なのか話をしたかった。















でも…できなかった………。















引越しの初日から嫌な雰囲気になりたくなかった。