結局それから3時間後
9:47 一応病院から入院のOKがでた。
痛さは朝起きたときとかわらないくらのズキズキ感。
7時くらいにコウくんに電話をした。
夜勤のバイトは終わったはずなのに電話にでない。
長引いてるのかな・・・・
私:コウくんバイトお疲れ様(´□`。)
朝起きたら陣痛みたいなのがきてて今から入院になりました。
まだまだ産まれはしないみたいだから大丈夫なんやけど・・・
今から病院にお母さんとお父さんにつれてってもらいます!!また連絡ちょうだいね
母「伊東くん何ていってたあ??」
私「あ・・・・なんかまだ夜勤中かもとりあえず病院までおねがいします」
コウくん・・・・バイト終わってから山口さんのところいってないよね・・・・??
母「そっかあ・・じゃあいこうか!」
」
♪~♪~♪~
新着メールがきた。
コウ:どういいうこと??
どういうこと??
じゃないよ。。。
こういうことだよ・・・電話してこいよ・・
余計なこと考えさせないで・・・・
父「よし荷物つんだからいこうか!!大丈夫か??」
病院までの道のり中
お父さんはゆっくりゆっくり運転してくれた。
普段全く気にならない少しの揺れや振動も序々に痛くなってきている痛みに響く。
いたたたた・・・・・
病院についてから簡単な説明をうけた。
助産師さん「たぶん今日の夜くらいになると思うのでまだまだ大丈夫ですよお!!楽しみですねえ」
父「一回お父さんは店に行かなきゃいけないからまた夜にくるな!!がんばれよ!お母さんは病院にのこすから。」
母「今日は病院にいるから安心して!伊東くんにも焦ってくる必要ないからってメールしておくね!!夜勤で疲れてるだろうし」
私「ありがと・・・いててて・・・・お母さん・・すでにもう限界・・・笑」
母「なにいってるんよ~。まだまだそんなもんやないからねえ笑」
はははははは♪
と笑っていたものの心からあまり笑えなかった。
たまにちらちらコウくんが気にかかる。
お昼になっても連絡はなかった。
お母さんがメールしてくれたから安心していまのうちにねてるのかな。
それならいいけど・・・・
だんだん痛みがつよくなってきて2分おきに痛くなってきた。
ちゃあんと2分たったら痛く」なるんだもんなあ。。ふしぎ~
だんだん言葉数も少なくなってきてしまった。
お母さんが何か話しかけてくるだけでイライラしてきた
「いま痛いから話しかけないで。。。。。。」
母「あ・・・・・・はい」
雰囲気も暗い。でも余裕がない。
夜19時・・・
ガラガラ!!!!!!
誰かが入ってきた。
コウ「よお!!元気そうじゃん!!」
母「伊東くん久しぶりやね!!会うの3ヶ月ぶりくらいやね。」
コウ「どうもお・・・・。」
母「夜勤あったんでしょ??体大丈夫?」
コウ「あああ・・大丈夫っす・・・」
あまりにそっけない態度・・・
お母さんは気をつかってくれたのか部屋からでていった。
コウくんはくるなり部屋の物色・・・。
コウ「すげえなあ~」
私「コウくんきちんと挨拶くらいしなよ!!」
コウ「はあ??」
うっざ・・・
コウくんこんな風だったっけ
久々に会うたびにむかつくポイントが増えてる気がする。
コウ「病室って暇やなあああ~」
私「まあそんなもんやろ・・」
コウ「いつ産まれるのお??」
私「今日の夜かもとかいわれてるけど・・明日の朝かもしんない」
コウくんがきてから痛みがさっぱりなくなってしまった。
あんなにいたかったのに・・・・
私「もしかしてさ今日も夜勤いくの???」
コウ「いくよお~このままいくし~!!今日は22時から~昼のバイト行かなくなったから少し増やしてもらった。」
私「いくの??やすめない・・・よね?」
コウ「別に今日産まれないんやろ??」
私「ん・・・・・。そっか・・・・・」
コウくんがバイト先に休ませてといえば簡単にやすめるとおもう。
でも・・・バイトといえど働いてもらっているんやから
休んでなんて私のワガママなのかな・・。
私「陣痛めちゃくちゃ痛いかなあ??泣 コウくんのバイト中にうまれたらどうしよお(T_T)/~~~」
コウ「しらんし~」
私「コウくん立会いするでしょ??」
コウ「は??・・・・・・・・・・・・・。」
しらんし
か・・・・。
立会い出産に話まえにしてたのに・・・・
いやなのかな
面倒なのかな
なんだか悲しい気持ちになった。なぜだろう・・・
出産まえに悲しくなるなんて・・・
コウ「俺そろそろいくわ~がんばって!!じゃあねえ」
コウくんはバイトにいってしまった。
お母さんがすぐにはいっってきた。
母「伊東くん今日バイト???」
私「うん・・・・・・・・・・」
母「はああああ???怒 アルバイトなんだから休めるでしょうが!!あの子は休もうとしたの??」
私「ああああ・・・なんか無理だったみたい・・それにたぶん今日産まれないかもっていったからさっ」
またうそついた。
母「あの子さ~!!なんかおかしくない??目をあわさないんだよ??こっちが挨拶してるのに・・・・」
私「ごめんね・・ひさしぶりだったからかな・・・」
母「前のあの子とまったく違うよ・・。どうしちゃったの??感じ悪いよ・・・私が朝から付き添ってるのに有難うもいわないし・・・・」
私「ごめんね・・・・・」
それからしばらくコウくんの愚痴。
つらい・・・
もういいよ
お母さんごめん・・・
いまは聞きたくないよ。
私がコウくんのアラがでないようにしなきゃ。
また痛みが再発してきた。