以前、ブログで紹介した「めくり台を簡単に作る方法」
例の炎上騒動でYブログを閉鎖したために元記事が無くなり、ここのブログに再UPしたものの、どう言う訳か画像が表示されておらず、参考にして下さってた皆さんにはご迷惑をお掛けしました。
その時作っためくり台も、5年間の活動休止中に落語仲間の風鈴さんにプレゼントした為、活動再開に際し今回新たに作り直す事にしました。
今度はもっと簡単に作れる方法はないかと、ホームセンターで30分ほど熟慮した結果、穴あけが一回で済む方法を思いつきましたので紹介します!
まず、用意するのはこれ。
ニトリの「ポールハンガー」と木材2種類、そして超協力ネオジューム磁石8個。
ポールハンガーで使うのはこの部分だけ。
これらは捨てますが、一番上のポールのボルトは使います。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240529/20/nanaseteishoraku/e9/06/j/o3072230415444985109.jpg?caw=800)
ニトリさんには申し訳ないですが、木を割いてボルトを取ります。
外したボルトです。これを再利用します。
このボルトは「ハンガーボルト」と言う名称で、ホームセンター等で数百円で購入できます。
ハンガーラックを割いたり捨てたりするのがもったいないという方は、それを購入して作成すれば、めくり台として使わない時はハンガーラックとして使うという方法もあります。
今回の木材はこんな寸法です。厚い板が土台、薄い板がめくりを挟む為の板です。
木材を切断します。
今回はねじ止め部分がないので36cmで切断しました。(長さはめくり幅に合わせてお好みで)
面倒なのでテープで固定してマジックで線を引いて、のこぎりで2枚一緒に切断しました。
切断した土台用の木材の真ん中に、先ほど外したハンガーボルトをねじ込む為の穴をドリルで開けます。
(上に貫通しないように、テープ等でドリルに目印を付けましょう)
ドリルで開けた穴に、こんな感じでハンガーボルトをねじ込みます。
ねじ込む為の専用工具があるようですが、それだけの為に買うのも勿体ない。
一番簡単な方法としては画像の用にボルトにナットを2段ねじ込んで、上のナットを回せば簡単にねじ込む事が出来ます。
この方法ならボルトのねじ山が潰れる事もありません。
さて、めくりを挟む部分ですが、今回は強力ネオジューム磁石を使いました。
画像の様に土台板に8個のネオジューム磁石を、2枚ずつ磁力でつくっ付いた状態で重ねて、4か所に接着剤で貼り付けます。
この方法なら、めくりを挟む板の両端に穴を開け、ねじ止めする必要がありませんから、ハンガーボルト用の穴あけだけで済みます。
次に2枚重ねした上の磁石に接着剤を着けて、そこにめくりを挟む薄い板を載せて接着します。
この時めくりを挟む板と土台の板にズレがないか調整してください。
接着剤乾燥後は修正するのが大変なので慎重に!
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240627/16/nanaseteishoraku/e6/48/j/o0922069215456544723.jpg?caw=800)
土台板とめくりを挟む板が重なった状態です。
板と板の間にネオジューム磁石が挟まってる状態です。
接着剤が乾くまで動かさないように固定して下さい。
磁力が強いので接着が弱いと磁石が取れる場合があります。
乾燥後、開いた状態です。
下が土台、上がめくりを挟む板です。
この二つを合わせる事で磁石同士が強力にくっつき、めくりはズレません。
以前の私のブログを引用して、100円ショップのクリップ等で挟んでる方を多数見かけますが、これなら見栄えもいいと思います。
ニトリのポールハンガーにねじ込んだら完成です。
乾いたらハンガーラックと色を合わせる為に見える部分にはニスを塗りましょう。
私は家にあったスプレー式の透明ニスを使いましたが、まあまあいい色合いになりました。
下のハンガー用の穴は、めくりに隠れて見えなくなります。
出来上がりはこんな感じです。
取り合えず手元にあるめくり4枚を挟んでみましたが楽勝でした。
多分10枚くらいまで大丈夫だと思います。
今回の総額
ニトリのポールハンガー 2,990円
木材2枚 825円
磁石2セット 220円
合計 4,035円 でした。
他に木材用のニスが必要です。
(ネオジューム磁石はダイソーでも売ってました)
全部バラバラにした状態です。
めくりを挟む部分はマグネットでくっついているので、全部で5つをバッグか何かに詰めればいいんです。
(私は座布団と毛氈を入れたバッグに詰めてます)
これなら会場で組み立てるのも簡単。出張落語も楽になります。
皆さんも是非、挑戦してみて下さい。