「タロットの逆位置を取るかどうか?」

 

正位置・逆位置とは・・・

 

正位置:カードそのままの向き

逆位置:カードを上下反対にした向き

 

ほとんどのカードで正逆意味が違います。(一部例外あり)

 

 

先日、SNSで見かけた質問なのですが、

レッスンでもたまに聞かれます。

 

以前読んだ本には、

「ヨーロッパにはあまり逆位置は取らない、日本は取ることが多い。」

と書いてありました。

 

確かに日本の方の書かれた本はだいたい逆位置もとってますが、

翻訳本を見るとないものも多々見られます。

 

どっちが正解で、どっちが間違っているということはないと思います。

 

茶道の流派や華道の流派みたいなもので。

 

ちなみに私は、逆位置はとります。

 

最初に習ったのがそうだったからというのもあるのですが、

タロットに関しては、逆位置を取った方がしっくりくるからです。

 

ちなみにルノルマン占いは正位置のみのことが多いです。

逆位置も全く取らないことはないですが、

正位置のみのほうがしっくりくることが多いです。

 

どちらにせよ、

ご自身がしっくりくるほうを取られるほうがいいかと思います。

 

レッスンにも時々

「以前習った先生は逆位置取らなかったので、逆位置を勉強したくて。」

とおっしゃってくる方もいます。

 

逆位置取るメリットとしては、

正位置だけだと78枚のカードが、逆も含めると156枚になること。

その分、細かく占えますので、より詳細な占いができます。

 

逆に正位置のみだと、

枚数も少ないですし、シンプル。

大アルカナだけですと、22枚ですので、覚える枚数も少なく、手軽です。

 

 

私の見る限り、日本の多くの占い師さんは、

逆位置を取りますが、まずは自分が試してみて、

ご自身にあうほうを見つけてみましょう。