おはようございます太陽

皆様いかがお過ごしでしょうか?

少し重たい話になってしまいますが、語らせてください。


今日で地下鉄サリン事件から20年。

当時、小学生でした。
当日、通学で丸ノ内線を利用していました。

あと30分遅ければ巻き込まれていたでしょう。

当日は終業式。

学校の放送で「地下鉄でゲリラ事件が発生しました。」と流れたのを覚えています。

小学生の私たちは「ゴリラ?」となりましたが、
先生だけはすごく焦っていました。

時代も9.11よりも全然前。
まだテロという言葉も知りませんでした。

その日は徒歩で帰宅。

そこからの時代の流れは皆さんもご存じでしょう。


偶然、事件にあった人。
偶然、事件にあわなかった人。

それ自体は偶然ではあるけれど、
それに意味を持たせ、自分がなぜあのとき合わなかったのか、
考える時が必要なのかもしれません。

それは精神論的な意味だけではなく、
あのときあの瞬間、あれをしたから逃れられたのだという経験を
冷静に分析し、次に生かす必要があるでしょう。


東京は東京オリンピックというビックイベントも控えています。
20年前、同じ日本人が起こした私たちはテロに対応できませんでした。

新しい「正義」でテロはやってきます。

いやだいやだと思っても、来る時は来ます。
東京はそのくらい「正義」を誇示するには魅力的な都市だから。

だから、いやだと思う感情的な気持ち、の隣に、
いつも冷静さを持つべきなのだと感じています。

テロが起こることから目をそらさずに
起こるかもしれないから不作為にならぬようアクションするというのも
この大都市には必要なことかもしれません。

東京生まれ、東京育ち、からのメッセージです。