すこんにちは✨
大腿骨と恥骨を同時に折った
おっちょこちょいの七瀬です
今更ですが
私は
小さい頃から霊感があります
なので
霊体験もございます
それは
視える時もあれば
感じる時もあれば
聞こえる時もあれば
臭うこともあります
そして
聞こえることもありますし
ポルターガイストの騒霊
自宅体験もあります
でも
一般の 方々 と比べて
それが
どの程度のモノなのかは不明です
だから
この歳になったからと言って
過去の記憶を
手繰り寄せてみても
どれが
とっておきの話で
どれが
そうでもない話なのか…
という 基準が
いまいちよくわからないのね。
それで
今日お話する話ですが
はっきり言って
とっても短いお話です
だから読んでいて
皆さんはつまんないかもです
でもね
実際の実体験なんて
こんなものです
巷に流れている
怖い怖いお話っていうのは
基本的にはフィクションだから
わざと怖く作ってあるわけで
だから怖いわけですよ
だからね
実際に視える人が
怖いと感じるお話と
全然視えない人が
怖いと感じるお話ってのは
全然違うんだと思います
前置き長すぎ(笑)
それでは…
この話は
まだ
私が若くてぴちぴちしていた
20代の頃
当時私は
とても貧乏な劇団員で
その日の食事も
何をどう工夫して食べたら
お腹いっぱいになれるんだろう ー
お腹空いた…
という暮らしをしていました。
バイトをしても
舞台の公演前になると
お稽古に時間をとられて
ロングランで
お休みをもらわなければ
いけないため
その度に
バイトをクビになります
で
舞台本番が終わると
また
新しいバイトを探す
そんな
不毛な生活を していた頃
当時
叔母の紹介で
2時間だけ着物を着て
お座敷で
お酒の相手をすると
バイト代がもらえる
という仕事を
紹介してもらいました。
この頃は
バイトの掛け持ちを
いくつもしていました
このお仕事は
その掛け持ちの中の一つのお仕事で
一回一回が単発なので
舞台が忙しくても
クビになることはありません
登録さえしておけば良いの(^^)
☎️
◯月◯日空いてるんですけど
お仕事ありますかぁ~
みたいな感じで
電話して ゲット するような
そんな
アルバイトでした
私が
そのバイトを始めた頃
ベテランの
エリちゃん(仮名)と言う
同い年ぐらいの女性と
仲良くなりました
彼女はベテランさん
貫禄もあって
世話好きで
おしゃべりも上手で
お酒も強くて
私は彼女から
いろんなことを見て学びました
ある日彼女から
父親の遺品を整理したいから
ちょっと来てくれない?
と呼び出されました
20代の頃の私は
今よりももっとおバカで
いろんなことを深く考えずに
誰かに必要とされると
ネグレクトで育てられた
生い立ちのせいか
嬉しくて
ホイホイ出かける癖があり
その時も
深く考えずにお手伝いに行きました
🚗
親しい方のお葬式に行っても
具合が悪くなる体質のくせに
(基本的にお葬式にはいかないです)
なのに
ホントお馬鹿ですね
私ったら…
エリちゃんの お父様の ご自宅は
アパートの一階で
中に 通されるまま
入ってみますと
男性の一人暮らしだったのか
足の踏み場もないほど
色んな物が散らかっていました
エリちゃんは
みるからに 訳ありの 雰囲気が
もともとある子だったし
このお仕事も長いので
私は
彼女のプライベートのことを
一度も質問したことはなく
彼女も
そんな話を
私にしたことは
1度もありませんでしたので
中に入った私は
黙って
お片付けを始めました
もう
随分前のことなので
あんまり覚えてないんですけど
匂いなんかはなかったな
何だろう…
足元に
本のようなものがたくさん
床が見えないほど
散らばっていて
私は
それを座り込んで
重ねて
角に積み上げる
というような
作業をしていたと思います
エリちゃんはと言うと
写真とかアルバムとか
思い出深いような ものを
片付けていたのか …
見つめていたのか…
拾い上げていたのか…
とにかく
床に座り込んで たと思うけど
あまり働いていなかった
黙々と片付ける私
タバコを吸いながら
ぼんやりしているエリちゃん
そのうち
私のコンディションが
悪くなってきました。
間違いなく霊障です
うぅ…
あたま痛い
吐き気する…
もう無理だなぁ
帰りたい(T^T)
でもエリちゃんに
申し訳ないなぁ…
それでもね
しばらく
我慢して作業していたんですけど
我慢の限界を迎え
私はエリちゃんに言いました
ごめん
ちょっと気分悪い
頭が割れそうに 痛いんだけど
えりちゃんは何ともない?
最初エリちゃんは
わたしは
全然何ともないよ
なんて言いながら
タバコをふかして
作業もせず
手を止めて
窓の外を
じーっと見つめていました
が
そのうち
ポツリと…
お父さんね
自殺やったんよね…
(私の心の声↓)
は?
マジか?
えーん
帰りたいー(泣)
その後は
エリちゃんの
なぜか
お母様との 思い出話など…ね
お母様は
昔、ゴク◯ウの妻で
◯を抜けるときに
小指をツメたお話とか
その切り口には
爪の芯の部分が残っていたらしくて
その後
そこから
普通の爪じゃなくって
獣のような尖った爪が
先っぽから
真っ直ぐ生えてきた話とか
一方的に聞かされ
私は
頭痛に耐えながら
黙って聞いていました
もしもこれが小説なら
遠くから
ひぐらしの
カナカナカナと鳴く声が
ただただ聞こえていた…
みたいな一説が
ピッタリきそうな 時間でした
結局
お父様がどういった形で
自死なさったのかは
エリちゃんは
話しませんでしたので
私も聞きませんでした
なぜか
映画やドラマに出てきそうな…
そうそう
瀬戸内◯聴さんのような
お母様版 の
壮絶人生を 延々聞かせられ
帰りたいとも
言えないまま
窓の 外は
だんだんと
暗くなっていきました
最後に
渾身の力を振り絞って
エリちゃん
私すごく頭痛い
もう我慢できないかも…
私がそう言うと
エリちゃんも
私も頭痛い
やっぱ
自◯してるから頭痛いんかなぁ
お父さん
まだこの部屋におるんかな…
帰ろうか…
と
やっと言ってくれたので
(やっぱ痛いんやん) by心の声
片付けは
ほぼしないまま
私たちは
ドアにガチャンと鍵をかけ
そのアパートを後にしました
もう今から
30年以上も前の話なので
事故物件
ていうワードは
まだ巷には 出ていなかったけれど
正真正銘
あれは事故物件
てっきり私は
エリちゃんのお父様は
病◯で亡くなったのだと
思っていたので
深く考えずに
お手伝いに行ったのだけれど…
それでもね
もちろん
少し抵抗はあったのよ
ちょっとだけ心をかすめたよ
断った方がいいかなって…
でも言えなくてね。
たぶん病院で
お亡くなりになられたのだから
お部屋はあんまり関係ないかな
なんて
勝手に思う事にしたの。
まさか自◯とは…ね。
あの時
感じていたのは
まだお父様の魂が
あのお部屋にいる 魂の圧 よね
今にして思えば…。
あの時の
夕暮れまでの数時間
私たちはあの部屋に
3人で居たのよね□…
視えてなくてヨカッタ(T^T)
まだまだ能力を
上手に使えない私だったけれども
破れそう に
痛い頭をかかえながら
エリちゃんを車で
お家まで送って🚗
それから
自宅に帰って
気を失うように
倒れ込んで しまった私なのでした
マジ頭痛かった
吐き気
本当にひどかったよ~ん
よって私は
事故物件には絶対住めません
という
実際に私が体験したお話でした
オチがなくてごめんなさい
実体験なんてこんなものです
おしまい(^^)
「日にちが薬」
先日!
車に
オレンジマークの
車椅子マークの駐車場に
停めてもいいよっていう札を
(固有名詞わからないです)
区役所から
ゲットすることができました
(主治医の診断書提出!ね)
これで
車の乗り降りが楽になります(^^)
まだまだ
杖なしでは歩けませんが
それでも
ちょびっとなら
生まれたての子鹿のように
歩ける 瞬間があります(笑)
千里の道も一歩から
頑張るじょぉ~!