7年間、別のところでブログを書いていました。
とりわけ面白かったのは、源氏物語を1帖づつ読みながら、いろんなことを書いたり、いろんな場所を訪れたりして、人や歴史や、紫式部という女性が体験したであろうさまざまのことを推測あるいは想像し、その時代の宇宙と登場人物たちの体験を同時に味わうことができたように感じたことでした。
私は「終わり」という言葉が苦手です。
源氏は不遜にも岩波文庫を原文で読むということを自らに課して、よくわからんことだらけではありましたが、源氏の時代のにおいや空気そのものを楽しんだように思います。約5年間かかりました。
岩波の原文読破まであと4,5帖になったとき、急に浮舟まで読み切ることができなくなってしまいました・・・その理由はよくわかりません。
何事かが終わるということ自体への抵抗感がそうさせたのか、とてもおもしろいのに、いつも最後は何かが去ってしまうという今までの繰り返しを思い出したせいなのか。
ともあれ、最近、林望さんの現代語訳が出たことで、あらたなチャレンジへの意欲を与えられたことが、とてもうれしい要素になっています。
少しづつ、また読み返したいです、きっとまた、浮舟は読むことができないだろうけど。
