留学がおわる。
まだ1年先だから でもしっかり準備しようなんて
言ってたのに それがいつの間に
もうおわって またあの世界へ還る。
ここはほんとうに良い世界だった。
大きな自然の感じや 素敵な家並みの感じ まわりのすべて
あたたかい人たちと ゆっくり流れる時間
街並み 星空 木々たち
勉強も遊びもすごくたのしかった
英語もうまくなった
いろんな世界も見に行った
久々に戻ってきたような気さえして
何も気にせずにゆったり すきなことをして
自分でいられたあの場所がだいすきだった
毎日 ひとりじゃなかったから
たくさん笑ってた たくさん動いてた
誰かと暮らすって あたたかいんだ。
小さいコミュニティだからこそ
安定と暖かみがある。
あの世界には ないもの。
わたしが実家にいたころ
しあわせだったのは
そのおかげだったんだね。
外を知らなかったからこそ
あの世界で 安定に満足してた
すきなものに全力になれたから
自分でいられて しあわせだった
深くて狭い 自然に囲まれた暖かい世界
そのなかで暮らすのがやっぱりすきなんだ
オレンジの光の意味 実感した
いちばんの理想はやっぱり
そういうわたしのだいすきな世界で
だいすきな人たちとゆったり暮らしていくこと
日々に感謝して 小さなしあわせを見つけて
あっちの世界は広すぎて うるさくて 汚くて
いろいろありすぎて 冷たくて 忙しくて 寂しくて 薄くて
こころがしっかりしてなかったわたしは
流されて傷ついて
しまいにはこんなになってしまった
今だから いろいろわかったことがあるから
もちろん無駄だったなんて思わないけど
それでも ずっと痛かったなぁ
よく がんばったなぁ
何度も殺されたのに まだ期待するなんて
どこまで素直だったんだろうね
傷つけられる度に
本気で悩んで 考えて 泣いて 痛みを感じて
あの人のいう おおきな気持ちがあったからかな
痛みに耐えることにだけ すごく強くなった
躰も 心も なんでも耐えられる 大丈夫
あの夜からもう
傷ついた内側を隠して独りで泣くのにはもう慣れた
まだ期待しようとする自分がいるけど
もう それは痛みを増やすだけだって
何度も何度も繰り返してやっと わかったから
すぐに理想を求めてしまう自分を哀れんだ
わたしはいつだって完璧が欲しいんだ
あの人はいつだって全力で真剣で 笑顔で
わたしにたくさんのとげを刺してくるから
わたしはそれを 笑顔で受け取って
陰でそれを抜いて 血を流すことに決めたんだ
そうしてまた笑うの もう逃げられないの
どこにいても
あの人に縛られている
もがけばもがくほど
あの時みたいい堕ちていく
それがあの人がわたしにくれるもの
でも 想ってくれてることにありがとうって
かわいがってくれてありがとうって
これは当たり前なんかじゃないんだ
誰かに必要とされることって すごいこと
こうして殺されていくけど
それでも笑って ありがとうって言いたいの
もう 期待して堕ちたりなんかしない
感謝して 笑うの それが強さなの
きっと駄目になりそうなときは あの人が
きっとまた可愛がってくれる
わたしが抱えるものは
簡単には手に入らない
とおくへ往きたい
いちばん深いところへ往きたい
深い繋がりが欲しい
それがわたしを生かしてくれる
不思議が 非日常がほしい
すべてを愛したい
そのためには
もう期待しちゃいけない
距離を保たないといけない
近すぎると 何も見えなくなるから
すきなものも 嫌いになってしまう
すきなのに ぶつかってしまう
距離があるから 有難味がわかる
すべてに感謝する
いま 生を貰っているだけで
それだけでもう在り難いの
それから感情に素直に
すきなものに真っ直ぐになって
しあわせなときは笑おう
もし黒い感情がまた蝕むのなら
あぁ また飲まれてるって
そういう自分を把握して
そのうちに流れていくから
もう一人でもきちんとできるから 大丈夫
そのときにあの人に甘えてしまうと
かえって傷口が開くのも もうわかったよ
わたしのこの悩みは
わたしが抱えるものは
確かな答えが存在しないもの
それはすべてを視すぎて
達観しすぎた結果
もちろん完璧だなんて思わないけど
外とは違う
同じだけど 疎外されてる
思考が 眼が すべてを視てる
だから いちばん内側を視ることが
できなくなってた
こうして時間をとって
あの時みたいにゆっくり
自分のために使うことが
どんなに大事か
外を視すぎたせいでこんなになってしまった
すきな本の世界も
哲学の世界も 人のために働く世界も
もっと 将来だってあるのに
すきなものも やりたいことも
そこがしっかりしてなかったら
すべてが崩れるのに
だからずっと痛かったんだろうな
ただただ嬉しくてだから
中心があの人になっていたんだ
繋がったときは何よりも嬉しくて
そのぶん刺されたときは何よりも痛くて
そのせいがすべてが淀んで見えて
ほんとに辛かったなぁ
いまはあの世界が懐かしい
たくさん繋がってぶつかって
あたたかさを確認しあって
また ぎゅーしてほしいな
なんて 想いだしていたり
でもこの時間を逃したらいけないって
どこかで自分でもわかってる
あの人が何を考えているのかわからないけど
でも初めてだから 無駄にしちゃいけないんだと思う
もう十分外は視た
これからは内側を視ていけばいいのかな
来週 あの世界に降りたら
ここに書いたとおりに生きていく
学生でいられるのも もう残り2年だから
腹を括ろう
ゆっくりでいいから
あの時みたいに毎日続けよう