少し話が前後しますが、この頃母の車の何度目かの車検が迫っていて、「車を買い換えよう」という話が進んでいました。

 

「今は証拠を集める。動くのは車買ってもらってから」

 

タイムリミットを作りきれなかった(というより、なかなか結論を出せなかった)母は、そう自分に言い聞かせているようでした。

 

ただ、ここでもまた、母の気持ちを逆なですることが起こったんです。

 

「財布のチェックした」

 

送られてきたのはガソリンスタンドの領収書。

 

母「2日前に車のガソリン入れたばっかりなのに、5000円もかかるのおかしいでしょ? てゆーか、会社と往復しただけのはずなんだよ? そんなすぐなくならないでしょ」

妹「あり得ないね。母の車も入れたばっかだし、誰の車に入れたのかね」

母「そう。これ、不倫相手の車だよね」

 

妹が父の日記チェックを行った際、不倫相手の車のタイヤ交換や清掃、給油したことなどがたびたび記されていました。

ほんと、つくづくバカな男だなと思いますが、おそらく「俺がやってあげてる」というのが気持ちよかったのでしょう。

おかけで、こちらは日々出てくるさまざまな疑問もすぐに察しがつくようになっていました。

 

その日記チェックの際、

 

・相手の車はプリウス

・そのプリウスに乗って会社に行ったことがある

 

ということも把握していました。

思い返せば、なぜかわざわざツナギを着て「会社に行ってくる」と出て行くことがたびたびあったそう。

 

妹「車屋気取りで女の家に出入りしてたんだろうね」

 

そのツナギだけは、毎回自分で洗濯もしていたらしいです。

 

母「買ってもらう車さ、私が乗るものだし、今後のことを考えて軽がいいって言ったの。そしたらキレた

私「は? なんで?」

母「2人で乗るのに、軽じゃ小さいだろ! だって。どうせ乗るのは私だけなのにね」

 

そんな話をしていた矢先、クソジジイは何を思ったのか、母にこう持ちかけました。

 

「プリウスにしよう。プリウスがいい」

 

チーンチーンチーンチーンチーンチーンチーンチーンチーンチーンチーンチーン

 

おそらく、不倫相手の女の車の整備をするのに、自分もプリウスのほうが都合がよかったのでしょう。

もしくは、近所で女のプリウスに乗っているところを誰かに見られても、自分の家の車もプリウスなら疑われないと思ったのでしょうか。

 

いずれにしても、不倫相手と同じ車を妻に強要し、それを否定したらキレる。

本当に、ただのクズでした。