多少の問題はあったけど、
高校は楽しかった。
進学して思ったのは、
高校生は中学生より精神的に大人だということ。
私自身も多少変わったこともあったし、
いい友人にも恵まれた。
「ななちんって心配性だから白髪ありそうだよね」
とか
「ネガティブ様になってる~」
と、中学時代のいじめを知ってても、
明るく笑って接してくれた。
大学受験の時期は、目標を高く掲げ過ぎて
正直落ち込んでしまったこともあった。
あの当時は、合格しても、
勉強についていけるのかどうかとか、
現実的なことを考えられず、
この学校に行けば、なりたい職業に就ける!
という、短絡的な考えで志望校を選んでいたと思う。
大き過ぎた目標についていけない自分。
ますます落ち込み、登校が難しくなる。
担任の勧めもあり、スクールカウンセラーと
話したこともあった。
そして決まった進学先。
「最後までやれて良かったという」母の言葉は
今でも印象に残っている。
楽しかった3年間、仲良しの友人達とは
バラバラになったけど、
卒業式は笑って終わった。