こんにちパッション
3月20日後楽園大会まであと1週間
プロレス団体も男女で沢山あって、そして世の中には楽しいことも沢山あって色々なものを選べるこの時代に、なぜ私は今シードリングをやっていて、ここを見て欲しいというのか。
言えるのか。
そして存在できるのか。
これらをもっと分かりやすく皆さんにお伝えしたいなと日々考えている。
頭は良くない。
考えすぎて何がいいのかわからなくなったりするタイプで
言葉のチョイスも下手。(リングでマイクで喋ってるとうまく魂と口が繋がる性質笑)
その瞬間にもっと回ってよ!!頭!!!と涙したことも数知れず。。
でも、だから本を読んだり、色々勉強したり、色々な人の話を聞いたり、どんな分野でも挑戦したりと自分をアップデートし続けています。
そうすると、昔に拘るということはほぼ無くなります。
昨夜、ひっさびさに2006年3月26日に行われた前川久美子選手の引退試合<前川久美子vs 高橋奈苗>のDVDを見たんです。
それこそ13年ぶりに。当時は、沢山前川さんに迷惑かけたし歯向かったし、いい後輩じゃぁなかったのに、引退試合の相手に選んでいただけて、
そんなの申し訳ない、私じゃ役不足だ、ってどこかで思っていたのだと思います。
だから、その現実をうまく受け止められなかった。
先日、DVDをいただいたのですが、それでも見る気にあまりなれなかった。
でも、南月がその映像を見た興奮で色々話してきて、その話を聞いただけで泣けて泣けて。
勇気を出して見なきゃ、って思った。
見た結果。
前川さんのおかげで全女のあの伝説の赤いベルトの最後の王者になる事が出来た。
そこには沢山の〝想い〟があった、と改めて気付きが。
試合は、もう、今の時代では中々無い「潰し合い」でした。
私たちの熱はそういう風にして燃えて行ったわけで、そうする事が自然だったかのように。
場外トペに飛んだと思ったら間髪入れずにボコボコ殴りに行く。
コーナーに詰めたら顔面をボコボコ蹴りに行く。
生きて普通に動いてるのが不思議なくらいに潰しに行っていた。
でも試合後の前川さんは穏やかな表情をしていた。
その時思いました。
あぁー、全部前川さんの想定内だったのかなぁって。
センパイの大きさを感じました。
それと同時に、私は今もこのセンパイ方の想いを継いでるんだなぁ
一人じゃない!たっくさんのものに守ってもらってるんだなぁ
という気持ちでいっぱいになりました。
キャリア22年。
ずっと走り続けてきました。
でも、私には守りたいものがまだまだあってさ。
「女子プロレスへの愛」
がシードリングには溢れてるんですよ。
私だけでなくて、中島安里紗も
世志琥も
そして南月も
それぞれがすんごい女子プロレス愛がある。
それこそがシードリングがシードリングで有り続ける理由。
見ていただきたい理由です。
愛でシードリングはできている。笑
あ、ちなみに前川さんのDVDには昔の中島安里紗もセコンドで映ってた。
サソリの後ろの人ね笑
みんなもこの愛を受け取りに、会場に来てください
不器用で乱暴な愛かも知れませんが。。。