もうしばらく夫婦二人の時間もなくなるので首都高ドライブしてきましたにっこり

  





夜の首都高走っていると、いろいろ思い出します。




結婚を前提に付き合って下さいって旦那に告白された日。





ななちゃんと家族になりたい。



この言葉が胸に刺さって感動して嬉しくて、、でも結婚前庭にお付き合いをしたことがなかったのですぐには返事できなくて。




そう言ってくれるのはめっちゃ嬉しいんやけど、ごめんね。ちょっと考えさせてほしい。



そう言って真剣に考えること1時間くらい。

私が考えてる間は二人ともずっと無言で、その間ずっと旦那は首都高の都心環状線をぐるぐるまわってました。




真剣に考えてくれてる人に適当な返信はできない。




ただ、ものまね芸人として叶えたい夢がある。

そのために続けてきたこと、頑張ってきたこともあるから、結婚したら叶えられないかもしれない。




でも、あたたかい家庭への憧れもある。

大きな夢と家族への憧れ。




どうしよう。。。。




あまりに長いこと考えてたので、当時の旦那はもう絶対振られると思ってたみたいで、振るときの言い訳をずっと考えてるものだと思ったみたいです。




そして、いっぱい悩んで決めました。




決め手になったのは、今ここに私と家族になりたいって言ってくれる人がいること。

そんな幸せなことはない。

だからこたえました。





うちでほんまにええん?

ものまね芸人としての夢は叶えたいし、性格はガサツやし、束縛とかされるの苦手やし、わがままやし、年上やし、よく落ち込むし(自分のマイナスだと思ってるところ全部言いました

それでもよければ。よろしくお願いします。




悩みに悩んで、返事をして、気がついたら泣きながら応えていました。





今思うと、きっと初めから答えは出てたような気がします。




父を亡くしていた私にとって、愛する家族を失った寂しい心はずっと癒えずにいて。。

だから私の心に旦那の言葉はぐさりと刺さりました。





その日の首都高から人生が大きく変わったような気がします。

改めて、こんな私を選んでくれた旦那に感謝です。

運転してる旦那の隣で心の声をブログに書きとめる。





そしてずっと心に秘めていたことも思い出します。





父が癌で闘病中、病院で何気なく言った言葉。





奈々の芸人としての夢は応援しとるけど、お父さんほんまは女性としての幸せも願っとるんやで。

ほんまはお父さん、普通に結婚して孫の顔が見たかったんやけどな。




この言葉はずっと私の心の中で引っかかっていました。お父さん、ほんとは結婚して孫の顔が見たかったんだ。全然気づかなかった。





よく単独ライブの写真や動画を見せて、こんなに歌って踊って笑わして奈々はすごいなぁっていっぱい褒めてくれたり、テレビに出れたときは友達や親戚中に自慢してくれたり。すごく応援してくれていました。





だからお父さんの本音を聞いたときはびっくりして、全然気づかなかった自分に落胆しました。





今はこうして家族になってくれた人がいて、お腹の中には大切な人との生命を授かることができて、私のもとに新たな家族が増えようとしてくれている。





そしてもう少しで赤ちゃんに会うことができる。





でも私は、お父さんに孫の顔を見せることや、孫を抱っこさせてあげることは叶えられません。





でも、きっと私が数年後に結婚したこと、今新たな命を授かったこと、天国でものすごく喜んでくれてると思います。もし生きてたらおもちゃとかいっぱい買ってくれてたのかなって思ったり。





きっとお父さんのことだから、孫のことが気になってお空からちゃんと見守ってくれてると思います。





元気な赤ちゃん産まれますように、願っててねにっこり





夜の首都高を走るとついつい、いろいろなことを思い出してしまいます流れ星