2026年5月8日(金)
Netflixで話題の「地獄に堕ちるわよ」最終回まで鑑賞した。
(ちなみにNetflixにはWBCをきっかけに夫が加入して便乗加入)
たまに、鑑賞後に謎のエネルギー満タン感の興奮状態になる映画やドラマがあるが、
今回はまさにそれなので、興奮冷めやらぬまま感想を書き残しておく。
※以下、ネタバレ含むので視聴前の方はご了承くだされ。
「地獄に堕ちるわよ」感想
作中で、細木数子の原点は「飢え」だと話していた。
今日を生きるのに精一杯で、将来のことなど考える余裕もなかった数子が、
「お金をたくさん稼ぐ」という野望、生きがいとも言える目標を見つけてから、
ビジネス的に「将来」を考えるようになっていく姿がなんとも痛快でカッコ良かった。
戦後から高度経済成長期という時代背景の中でも、
人々の「欲望」がビジネス・お金に繋がるという
現代にも通じるテーマが描かれているようにも感じた。
また、数子が長年にわたり水商売をしてきて、
それがビジネス成功の土台になっている点も、
「世の中のことを知りたければ、営業か水商売をやるべし」という
何かの本で読んだ一文と一致した。
(何の本だったか忘れてしまったが、思い出せたら読み返したい)
面白かったのが、最初の嫁ぎ先で
子どもを産む道具として扱われた事に対する、数子の怒りを表現するシーン。
ニワトリを親子丼にしてしまったのが予想外だった。
(ニワトリさんたちは可哀想だった)
アダルトビデオでも「親子丼」という表現が使われるが、
性的な役割の押し付けに対する反発のような意味も含んでいるのだろうか…と邪推した。
内容とは逸れるが、
俳優陣の演技力が半端ないのと、特殊メイクが超技巧すぎて
「みなさん本当は何歳なの…?」と思うほど、若い頃から晩年までの顔つきの変化が凄かった。
正直、戸田恵梨香さんが細木数子役なのは、ちょっと細くて美人すぎない?と最初は思っていたが、
だんだん細木数子に見えてきたのでやっぱり戸田恵梨香さんは演技力素晴らしい女優さん。
同居中の義母に「細木数子のドラマが流行っている」と話したら、
即答で「観たい!」と言っていたので、
親世代にもバズりそう。
私の世代では想像しかできない
「飢え」と「貧困」が当たり前の時代を生き抜いたい人々の価値観を垣間見た気がする。
総括すると
「欲望」というモンスターは、
時には成功の糧に
時には破滅へのきっかけになるんだな
と思った次第。
以上、視聴直後の勢いで書いた感想でした。
(飲酒中)