もっと楽に生きたいあなたへ
こんにちは！
心理カウンセラー
うえのゆり（ゆりちゃん）です。
人のせいにするのをやめられない。
そんなことはありませんか？
実はその裏に隠れているのは
「怒りへの依存」かもしれません。
今日は「怒りへの依存性」と
それをやめていく方法を
お伝えします。
「怒り」を感じた時
脳内にはノルアドレナリンとアドレナリンが分泌され
怒りの感情を高めて、興奮状態になります。
脳にとって、興奮は喜び、快楽であるため
繰り返していくと
そこに、報酬経路（興奮＝喜び、快楽を得るために刺激を求める働き）
が出来上がります。
興奮＝喜び、快楽を得るために
また「怒り」を感じるような行動をとるようになる。
「怒り」を感じるような思考をする。
これが「怒りの依存性」です。
また、怒りを発散したあとは
一時的にスッキリするため
そのスッキリした感覚がほしくなって
また「怒り」を感じることをする。
「怒り」を出すと、目の前の相手が
おびえたり、怖がったりすることも
優越感を感じられるような報酬になり
「怒り」をやめられなくなることがあります。
「怒りへの依存」をしてしまうと
無意識に「怒り続ける理由」を探します。
「怒り」は、体に負担をかけます。
動悸がしたり、血圧が上がったり
体にもよくない影響が出ます。
それでも「怒り」続けてしまうのは
「怒ること」が習慣化し
「怒りへの依存」が始まっているから。
「怒りへの依存」をやめるには
まずは、自分が「怒り」に依存している。と
気づくことが大事です。
怒りを感じることは０にはなりませんが
「怒り続ける状態」になるために
「怒るための原因探し」をしてしまいます。
例えば、
日常の中で嫌なことがあったら
その原因を親と結びつけてしまう。
辛いニュースがあったら
その情報を延々と調べ
「家庭環境の悪さ」を書いてある記事を読んで
「やっぱりね！」と安心し
家庭環境のせいにする。
ここで注意が必要なのは
心の癒しの段階では
「親のせいにする」段階があること。
この段階は
「境界を明確にして、親がしてきたことの責任を返す」ものであり
「自分の感情の処理は自分でする」取り組みなので
さまざまな要因と結びつけて
なんでも「親のせいにしていい」というものではありません。
要注意です。
「怒りへの依存」は
「自分の選択」である。ことを認識し
選択を変えていくことで
やめていくことができます。
例えば
日常の中で嫌なことがあったら
親のせいにするのをやめて
自分の何が反応したのか
自分の内側を探ってみる。
辛いニュースがあっても
情報を調べ続けるのはしない。など
自分の行動を変える。
「選択しない」行動をとる。
そうしていくと
「怒りへの依存」はなくなっていきます。
ということで
今日は「怒りへの依存」についてお話ししました。
・怒りの依存性の仕組み
・「怒りへの依存」は、自分の「選択」を変えることでやめられる
でした。
いかがでしたか？
人のせいにするのをやめられない。
そんな自分に気づいた方は
少し、自分を振り返ってみてくださいね。
今、目の前にある現実、環境を変えたいと思うなら
それを変える行動をとろう。
いつも不安で孤独なあなたが、我慢と不安を減らして、安心して楽に生きられるようになるヒントをお届けしています。
メルマガへのご登録はこちら。
アダルトチルドレンの生きなおし～本来の自分を取り戻す～メールマガジン
お問い合わせにもお気軽にご利用ください。
公式LINEの登録はこちら。
