前回の続きを書きます(^-^)

もともと、この兄G男(長男)は、私と主人が結婚した当時、K家にいなかった。

別に離れて一人で暮らしてる訳でもないのに、なぜかK家にいない ( -_・)?
今から考えたら、

「お兄さんは、どこで暮らしてるん?」
   とか、

「仕事は、何してるん?」とか、

聞いても全然不思議ではないのに、
私が聞いたのは

「お兄さんは、結婚してるん?」

だけだった。

答えは、ノーでまだ独身だった。

私はたぶん、それどころじゃなかったんかな?

まだ二十歳でまだまだ子供だった私は、K家に嫁いで何もかもが驚くことばかりで…

いきなり洗濯機の中に放り込まれたみたいに、いろんなことが有りすぎて…

お兄さんが家にいようがいまいが…
それよりも何よりも、今自分の目の前の問題にどう対処していったらいいのか…!?

そのことばっかりで、頭と心は占拠されていたのかも知れない(>_<")

とにかく、兄貴(長男)のことなんて、
どーでも良かったことだけは確か (笑)


✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨


娘の☆☆美が産まれて何ヵ月か経ったある日、K家に呼ばれた。

今でもハッキリと覚えてるが、
その日私と娘の☆☆美は、K家でお留守番。
姑と舅、そして主人の3人は、
車で何処かへ出掛けるようだった。

私はなんか不安になり、
主人に何処へ行くん? 何時頃帰る?
と、聞いた(>_<)

主人は、兄貴を迎えに行くと…
夕方には帰る…と言って、出掛けて行った。

で、夕方。

玄関のドアが開き、姑、舅、主人…
そして、後ろから見たことのない、
坊主頭で色白の男の人が入って来た。

見た瞬間、全てを察した(>_<)

「なるほどね…」
「家におらんかったんは、そういうことね」

呆然と立ち尽くしていたら、姑が

「インサ(挨拶)しんか~」
「お兄さんやで」  と言った。

何て挨拶したかな?
もう忘れたけど、私のことやから精一杯の
作り笑顔で、無難に挨拶したんかな?

覚えてるのは、居間にみんなで入っていったけど、なんか私はそこにいたらあかんような気がして、一人台所にいた(>_<)

暫くして、姑が

「Mちゃん、冷蔵庫にりんごあるからむいて~」と、言ってきた。

りんごをむいて居間に持って入ったら、
初対面の兄が

「〇〇 ←(主人の韓国名)の嫁さんは、何でも出来るんやなぁ~」

と言った。
(りんごぐらい、むけるわいっ!)(>_<")

兄の印象は、特に悪くはなかった。


でも、元ヤンの私には、性能バッチリな (笑)
元ヤンセンサーが付いている (笑)

その私の、元ヤンセンサーが、けたたましく

ピーピーピーピー鳴っていた (>_<")


あ…そういうことね( ̄ー ̄)

ごんたの人間、やんちゃな人間、一癖ある人間、ややこしい人間には、驚くほど正確に 
ピーピー、反応するのだ (笑)

あ~、この先が思いやられるな…と
予感がしてた(>_<")

ほどなくしてこの嫌な予感は、ドンピシャで的中するのだか、それはまた今度(^-^)

最後に驚くべき事実を書きますが、この兄、この時点ではまだ自分が、自分だけが、
大勢いる兄弟の中で一人だけ赤の他人だと、
(もしかしたら、舅の血だけは引いてるかも知れませんが…)

知らないのだ!!

じゃあ、じゃあ、
なんでぐれたん?

世間に顔向け出来ないこと、
後ろに手が回るようなこと、
家におれないようなこと、

なんでしたん!?

ほんま、K家の七不思議やわ(>_<")

この時、兄は、おそらく25歳ぐらい(>_<)
(主人の2つ上やからね)

私の経験からいくと、元ヤンいつまでも引きずってる人間が、一番たちが悪い(>_<")


に、に、に、25歳やで!!

ヤンキーやって可愛いのは、許されるのは、
中、高生だけと昔から相場は決まっとるねん(>_<")

こうやって、いい大人になってるのに、
ヤンキー臭抜けん人間が、

経験上、一番たちが悪い(>_<")

(そういう人間、沢山見てきてるからね)

長いこと会ってないけど、
(揉めてから、主人が私には絶対会わせない)

最後に見た時で、40代やったと思うけど、
まだヤンキー臭抜けてなかったし (笑)

いい加減、恥ずかしないのかと┐('~`;)┌

                                               つづく…