前回、お金のことを書きました。

そうしている内に、K家で起こった様々なお金にまつわる出来事を次々思い出したので、書いてみようと思います。

その前に前回の記事

「このお金は、ワシとお前の結婚を認めさす為のお金や❗️❗️」

の補足を書かせて下さい。

主人は、私達二人の結婚を認めさす為のお金…と言いましたが、要はK家は、私と主人が結婚した当時、お金に困っていたんだと思います(>_<)

姑は、流行らない焼き肉屋。
舅は、寄せや(段ボールやアルミ缶などを集めて売る仕事)をしていました。

その他、喫茶店を義理姉のE子とF子がやっていました。

焼き肉屋と寄せやは、ほぼ収入は無かったと思います(あったとしても、ごくわずか)

喫茶店も、目の前にもっと大きくて綺麗な喫茶店が出来たので、売り上げは少しずつ下り坂になっていました(>_<)

要は、主人は親の生活の援助がしたかったんです。

でも、それをそのまま言ったら、私が反対するとでも思ったのかな?

で、あの「このお金は、ワシとお前の結婚を認めさす為のお金や❗️❗️」になったんだと思います。

でも、普通に、親が大変やから毎月援助する…と言ってくれても、全然私はOKだったのにな…(>_<)


💰💰💰💰💰💰💰💰💰💰💰💰💰💰💰


とにかく、日本人である私なんかと出来ちゃった婚をしたので、周りは主人の気がおかしくなったと、どうかしてると思っていたみたいです(>_<)

というのも、主人は小学校の低学年の頃から、両親に

「間違っても、日本の女の子なんか好きになったらあかんで!!」

と、しょっちゅう口すっぱく言われてたそうです(>_<)


それなのに、それなのに…
ある日突然、お腹の大きな
(3ヶ月だから見た目は大きくありません)
日本の女の子を連れて帰ってきたもんですから(>_<)/~~

姑、舅の動揺は、計り知れません(>_<)/~~

きっと、お前、気は確かか❗️❗️
という気持ちだったと思います(>_<)

主人にしたら…

ワシの気は確かやで。
あの子(私)と結婚しても、
ワシは何も変わらんで。
今まで通り、親孝行もちゃんとする。
それどころか、あの子と結婚して、
ワシはもっと成長したんやで。

それを、お金を渡すことで、
証明したかったんだと思います。

これは、主人一流のやり方です。
主人は、いつもこんな感じです。

前の記事の補足は、この辺にして…

✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨

舅の晩年の話です。

姑と舅は、ほぼ同時期に寝たきりになりました(>_<)

姑は家の中でこけて、尾てい骨だったかな?
なんせ、その辺の骨を折り寝たきりに(>_<)

舅は、なんやったかな?

なんせ、二人ともよく病気やケガをしたので、いちいち覚えてませんが、なんせ寝たきりになりました(テキトー)(笑)

二つの介護用ベッドを並べて置き、そこに二人の老人がオムツをして寝てるわけですから、それはもう地獄絵図としか言いようがありません((((;゜Д゜)))

で、晩年も晩年。

ある日、家に入っていったら、舅がベッドに座っていました。

掛け布団の上に、何やらごちゃごちゃ置いてる(>_<)

は? 何 ? と思って、よく見たら
なんと、そこには…

銀行や郵便局の通帳が数冊と、はんこが一杯。

で、私の顔を見つけるや否や、

「このお金は全部、ワシのもんや!!」

「誰にも渡さん、全部ワシのもんや!!」

大声で言いながら、通帳とはんこを両手で抱き抱えました( ; ゜Д゜)

目線はずっと、私を見たままです(°Д°)


はい、はい。
そんなお金、興味ありませんよ(´д`|||)

大体、その通帳にいくら入ってるか知らんけど、ほんまにあなたのお金ですか?

私と主人が結婚して、もう何千万円もあなた達に貢いできたんですよ。

その感謝も何も無く、いきなりそれですか?

「お前は関係無い!!
ワシの息子が稼いだ金じゃ!!」

と、きっと思っているんでしょうね(>_<)

でも、嫁である私がYESと言ったから出来たことなんですよ。

あなた達にお金が湯水のようにいった分、私は節約を強いられ、小遣いも無かった。

ここまで言っても、多分、お前は関係無い!!と言うのでしょうね(>_<)

もう、あなた(舅)の性格は、お見通しです(>_<)

あなたの今の気持ちを言いましょか?

「ワシが若い頃から、日本人に差別されながら、辛いきつい思いをしながら稼いだ金じゃ!! お前みたいな気に入らん嫁に、ワシが死んだあと、このお金を取られるか思たら悔しい!! だから、絶対にこの金は渡さん!!」

おそらく、こんなところでしょう(>_<)


で、あなたはまだ生きてるから、この結末がどうなるか知る由もないので、未来のことを教えて差し上げましょう…


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ここから下は、舅が亡くなった後の実際のことです。
                                   

通帳の中には、600万円しか無かった(>_<)

そして、その600万円は、6人の義理姉達が平等に100万円ずつした(>_<)

私は0
主人も0
娘も0

舅の遺産の配分は、行方不明の長男に変わって、主人が全部決めました。

義理姉達も満場一致で、最後、舅の面倒を見た主人に任せると。

私達がなぜ0なのかと言うと、姑、舅が住んでいた家の土地を貰うから。
(家は古いので、価値はありません)

この土地は、主人に相続させると舅が遺言書に書いておりました。

現金については何も書いてなかったようで、主人は不公平の無いように6で割り、義理姉達は一人100万円ずつに。

のちに主人が自分のポケットマネーから、私に

「ご苦労さん…」

と言って、100万円をくれました。

私が0円なのを、ふびんに思ったみたいです😢


😢😢😢😢😢😢😢😢😢😢😢😢😢😢😢



今は亡き、アボジに言いたいことがあります。


「アボジ、いらん心配せんでも私、アボジのお金から一銭も貰ってないで」

「良かったな~、気に入らん嫁に一銭も入らんかって」

「これで安心して、あの世に行けるな~」

「あ、それから、家の土地、主人にくれてありがとう~」

「でも、くれたんちゃうな(>_<) 買ったんやな」

「アボジにすでに、何千万円も渡してるもんな(>_<)」


舅にしたら愛する息子に、一番大きな財産を譲り渡したつもりでいるのだろうが…(>_<)

それで、満足しているのだろうが…(>_<)

また、息子である主人もそう思っているのだろうが…(>_<)

私は、そうは思わない(>_<)

何千万円ものお金と、失ったものはそれだけではない(>_<)

私と主人が結婚してから、あなた達が亡くなるまでのこの何十年間で…

どれだけあなた達のことで夫婦喧嘩をしたか、その結果、どれだけの楽しい時間が奪われたか、どれだけ私の健康が損なわれたか、どれだけ娘に寂しい思いをさせたことか…

言い出したら、キリがない(>_<)

あなた達は簡単に考えてるかも知れませんが、

この罪は、重いですよ(>_<)/~~