「どこの乞食、どこの乞食、どこの乞食…」

頭の中でその言葉だけがぐるぐるして、食事どころではなくなりました(>_<)

その後私の顔は凍りつき、一切笑わないまま食事会は終わりました。

どこの乞食がきよんかおもて…って、私が乞食に見えた…ってことやな(>_<)

朝の8時にいきなり電話きて、今すぐ来て、今すぐ!!と言われたら、化粧する間もないし、髪をとかす暇もない(>_<)

子供の身支度もせなあかん。

第一、大掃除しといてと頼まれたら、綺麗な格好では行かれへん(>_<)

朝、確かに何着ていこ~と悩みました。

でも、姑の大掃除しといて!!という言葉を思いだし、動きやすく汚れてもいい、トレーナーとジーンズで行きましたが、何もボロボロのトレーナーと破れかぶれのジーンズで行った訳ではありません(>_<)

当時、23歳の私にとってはごく普通の、ワンマイルウェアです。
もちろん、きちんと洗濯してある洋服です。
当たり前だけど(>_<)

大掃除しといてと頼まれたのに、ヒラヒラのワンピースや、カチッとしたスーツで来いと言うのか!?

私が悲しかったのは、舅にそんな心ないことを言われているのに、なんの助け船もなかったことです(ToT)

姑は、へっへっへっと笑っているだけ(>_<)
主人は、

「えらいこと、言いおった~っ!!」と、顔面蒼白になってましたが、なんの反論も無し(>_<)

主人は、私がどれだけ傷付いたか…という心配より、自分の心配をしてるんです(>_<)

この後帰ったら、私にどれだけつるし上げられるかの心配です。

二人とも普通の感覚の人間じゃない…と思いました。

私が姑なら、どんなに気に入らん嫁でも、

「Mちゃんに二日間、お世話になったんやろ?そんなこと言うもんじゃない」と、たしなめますし、

もし、主人の立場なら、

「乞食はないやろ!!」と、怒ります。

でも、この時の主人は、ただ凍りつくばかりで、一言の反論も無し(>_<)

そりゃあ、料理が口に合わなかったかも知れない、韓国料理あんまりまだ作れなかったし。

でも、無視されるの分かってて、

「アボジ、お茶入れよか~?」
「アボジ、お風呂沸いたよ、はよ入り~」

と、出来るだけ話しかけたつもりやし、その時の私に出来ることは、精一杯やったつもりでした(>_<)


◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇



私がこんなに悲しい気持ちでいるのに、
アボジ、なんでそんな満足そうな笑顔なん?

あ、そうやった(>_<)
この人、私の悲しそうな顔や、ショックな顔見るの、大好物やった(>_<)
忘れてた(>_<)

◆その辺のことは、「私の容姿」にも書いてあります◆


散々な1日(>_<)/~~

自分の人生の中で、誰かに「乞食」と呼ばれる日が来るなんて、夢にも思わなかった。

いや、普通、ありえませんよね?

普通、そんな言葉、一生涯誰にも言われることなく、人生を終える人がほとんどだと思います(>_<)

私は、K家に嫁いで、ほんま異様な体験ばかりしてる(>_<)/~~

私は、心の中でいつもK家のことを、ふざけて

「悪魔の棲む家」

と、呼んでましたが、ほんまに普通に悪魔おるやん!!