どこの乞食の続きを書きます。
今回は、心理描写はそこそこに、早送りで書きます(^-^)
とにかく、姑が帰ってくるまで頑張るしかない(>_<)
そう決めた私は、まず頼まれていた大掃除に取り掛かりました。
どこもかしこもホコリまみれ、ベタベタ(>_<)
でも、やるしかない(>_<)
舅とおっても話すこともないし、気まずいだけなので、かえってすることがあって良かったかも知れません(^-^)
とにかく、娘のことはそっちのけで、ひたすら掃除をしました。
掃除機を家中かけて、その後は拭き掃除。
マイペット1本使いきるぐらいに、あっちもこっちも拭き倒しました。
その間、娘は何してたんやろ?
あまり、記憶に無い(>_<)
舅のいる居間と、私のいる台所を、多分行ったり来たりして時間を潰していたんかな?
見事に記憶に無い(>_<)
夜は、天ぷらとお刺身ともう一品何かを作ったけど、覚えていません。
頼みの主人も、わりと早く帰って来てくれて、アボジの相手をしてくれました。
次の日も、舅の朝食、昼食を作り、空いた時間は掃除、掃除、掃除。
忙しくしてる方が、時間が早く過ぎていい。
なんせ、舅と二人はキツい。
舅は、わりとインドア派だ。
昼間に、パチンコに2時間ぐらい行くだけで、後は家に居る感じ。
「時よ早く過ぎろ~!!」
魔法でもかけたい気分でした。
さすがにしんどく、体調が悪くなりました。
体の疲れというよりも、神経が参りました(>_<)/~~
舅の顔色ばかり伺って、なるべく機嫌を損ねないように、必死でしたから(>_<)/~~
「今日の晩ごはんは外食にしよ、あたしもう死にそうや…」
主人に電話したら、快く快諾。
外食の件は、私から言わずに主人から言ってもらいました。
私から言うと、また怠けて!! と、なりかねないから(>_<)
夜、7時頃、姑が帰って来ました。
こんなに姑に会いたかったことは、今まで一度もありません(ToT)
ほどなくして、主人も。
皆で、近所の和食屋さんに。
姑も舅も珍しく、ご機嫌でした。
舅と主人は、お酒を飲んでいます。
初めは、オモニの旅行の話。
どこ行っとったん?
楽しかった?
とか、ありがちな会話。
でも結構、和気あいあいと、本当の家族みたいに楽しく食事してました(^-^)
(本当の家族みたいにって、本当の家族なんですけどね)
暫くして、舅が私に、
「えぇ~っと、とも子さん、いや違うわ、よし子さんやったかな?」
一同、唖然( ・◇・)?
私、ポカーン( ・◇・)?
「あ、M子さんやったな…」
今まで一度たりとも、さん付けで呼んだことなど無いのに、さん付けで、しかも名前を間違える…という設定なんです(>_<)
そう、これはあくまでも設定なんです(>_<)
本当は、名前もちゃんと覚えてる。
さん付けで、呼んだのもわざと(>_<)
私は、あなたの名前などちゃんと覚えてないよ、それは息子の嫁だと思ってないから。
さん付けで呼ぶのは、あなたとの間にはそれだけの距離があるよ、何故なら息子の嫁だなんて思ってないから(>_<)
これは、舅一流のやり口です。
舅のいじめは、いつも陰湿です(>_<)
心理戦でくるのです。
オモニのいじめは、その点カラッとして分かりやすい。
直情型の人だから、頭に浮かんだことをそのままズバズバ言ってしまう。
相手がどれだけ、傷つくかお構い無しです(>_<)
でも、アボジのやり口はいつも陰湿だ(>_<)
「M子さん、あの時ワシが何で逃げたか分かるか?」
なんのことやろ?
逃げた…? 逃げた…? 逃げたって…?
あ、一日目のことか!
国有地で舅を発見して、私が自転車で手を振りながら近づいて行った時、確かに私に気づいたはずなのに、チャリで全力で逃げた、あれか!!
「分かりません…」 と、答えると
「あの時な、あんたが自転車でこっち走ってきよう時、どこの乞食 がきよんか思たら、あんたやって、ワシはな、恥ずかしいて、恥ずかしいて、それで逃げたんや…」
ビール片手に赤い顔で、満足げに笑いながら言いました(°Д°)
私は、いきなり頭をハンマーで、思いきり殴られたような衝撃を受けました(°Д°)(°Д°)(°Д°)
つづく。