地獄の一丁目から数日たったある日のこと。

主人とこれからのことを話し合う為に会いました。

あの日以来、正直私の気持ちはだだ下がり。(>_<)/~~

Γもう結婚はいいかなぁ~」
Γとてもじやないけど、あの家でやってけそうもない…」
Γでも、お腹の赤ちゃんどうしよう…」

そんな気持ちでいました。

でも、主人は全く別れる気がないようでした。

Γわし、今からちょっと抜けるわ、そこの喫茶店で待っといて」

Γえ、別にいいけど、どこ行くん?」

Γちょっと、家に帰るわ。わしとお前のことで家族会議しとうから、わしがおらん訳にはいかん」

Γ嫁に行った姉ちゃんまで帰ってきとうから、帰らん訳にいかん」

道理で一応デートなのに、主人の実家の前の喫茶店に連れてくるから、おかしいと思ってた(>_<)

なるべく早く戻ってきてな~と言って、そこで待つことに。

なんか、お茶を飲んでいても、気が気ではない(>_<)
今頃、どれだけけんけんがくがく、バトルやっとるんやろう…と思いながら待ってました。

主人が行ってから、30分ばかり経った頃でしょうか?

カランコロ~ン🎵🎵🎵

二人のおばさんが入ってきました。
勿論、知らない人です。

そのおばさん二人はキョロキョロしてから、

Γあの子ちゃうん…?」と、言いながら近づいてきます(>_<)

勘のいい私は、瞬時に悟りました。

Γ〇〇さんですか?」と、怖い顔で私に。
Γはい…」と、私。

何の了解も得ることなく、当たり前のように私の前に、二人はドカッと座りました。
((((;゜Д゜)))

オーダーしたコーヒーが運ばれ、ウェイトレスが去るや否や、

Γあんた、うちの弟、脅しとうらしいね❗️❗️」

私、ポカーン。

Γ親や、兄弟までぐるになって、どうしてくれるんやゆうて、脅しとうらしいね❗️❗️」

私、ポカーン。

Γお腹の子盾にして、責任とれゆうて、うちの弟脅しとうらしいね❗️❗️」

さすがにここまで言われたら、やっと事の真意が分かりました。

私も気が弱い方ではないです(>_<)

Γは???私は今、確かにお腹が大きいです。〇〇さんの(主人の名前)子供を、妊娠してます。でも、私がこの子どうしようと〇〇さんに相談したら、是非とも産んでくれと言われたから、私は今ここにこうしている訳で、もし、そんな子要らん、おろしてくれと言われたら、今すぐこの足で病院に行ってもいいんですけど❗️❗️」

Γそれに、うちの両親は反対もしなかったけど、別に賛成している訳ではないです❗️❗️」

ここまで一気に言いました。

テーブルの下に隠れている私のこぶしが、怒りでぶるぶる震えていました。

若干二十歳の私一人対、相手は40代半ばのおばさん二人です。

正直、怖かった。
でも、その怖さより怒りの方が増しました(>_<)

義理の姉にあたる、長女と次女が来てた訳ですが、次女の方が長女に、

Γ姉ちゃん、話しが違うやん…どうなっとん」
と、ボソッと言いました。

「誰が何を言ったか知りませんが、私がほんまにそんなことしてるかどうか、納得いくまで弟さんに聞いてください❗️❗️」

すると、ばつが悪くなったのか、

「とにかく、結婚はできへんよ❗️❗️うちの親が反対してるからね❗️❗️」

「それに、おたく中卒でしょう?」

「どれだけ頑張っても、中卒は中卒だけのもんやからね❗️❗️」

ああ~、もう限界だ~~~(>_<)

テーブルを本気でひっくり返してやろうかと思いました。

その時、血相変えた主人が入ってきて、

「お前ら、何しとうねん❗️帰れ、帰れ❗️❗️」

と、二人を追い返しました。

その後、私に主人が吊し上げられたことは、言うまでもありません。

「へぇ~、私や私の親があんたを脅しとんや~、へぇ~、初耳やわ~、これどういうこと❗️❗️❗️」

主人が言うには、私と主人を何とか別れさせたくて、あること無いこと、いやこの場合、無いこと無いことを、義母が姉達に言い、こうなった…ということでした。

恐ろしい、ただ、ただ、恐ろしい…。

私はどうやら本当に、地獄の一丁目に足を踏み入れたみたいだ((((;゜Д゜)))