恥ずかしながら、うちは出来ちゃった婚です。
Γ生理がこない…」
Γもしかしたら、妊娠してるかも…」
やっとの思いで、主人に打ち明けました。
忘れもしない、真夏の公園のボートの上で(>_<)
どんな反応するのかすごく不安でした。
でも、すごく喜んでくれて、
Γ産んでくれ」と、一言。
それからしばらくして、私の実家に来てくれ、男らしく
Γ結婚します」と、言ってくれました。
うちの親は、まぁなんていうか、あんまり物事を深く考えない人達なので、好きにしたら~みたいな感じでした( ´△`)
さぁ、次は難関、主人の家に行くことに(>_<)
私は持っている服の中で、一番マシな服を。
当時、一人暮らしをしていて、年中お金が無く1日1食しか食べない日もあるほどでした。
だから、そんな上等な服を持っているはずもなく、いっちょうらのピンク色のワンピースを着ていきました。
いよいよ、主人の家の前へ。
古めかしくて、決して綺麗な家ではなかったけど、大きな家です。
ぼろアパートにしか住んだことのない私にとっては、ものすごく立派な家に感じました。
正面玄関をガラガラガラ~。
昔ながらの、くもりガラスの引き戸です。
Γいらっしゃい」とか、家の中からは何の応答もありません。
シーンと静まりかえった家。
主人にうながされ中に。
玄関の前に廊下があって、すぐ右の部屋へ主人が入ろうとしたので、隠れるように一緒に中へ。
Γこんにちは、はじめまして…」
震える声で言うのがやっとでした(>_<)/~~
頭を下げて顔を上げたら、まず主人の母親(姑)が、目にとびこんできました。
Γえ、え、え!?ヤクザ!?」←心の声
なんと、そこには片ひざを立てて、その片ひざに肩ひじをのせて座る主人の母が!!
Σ(゜Д゜)
私がこんな顔をしたのは、言うまでもありません。
少し離れた所に、主人の父が。
父は普通にあぐらをかいておりました。
主人が、
Γわし、この子と結婚しよう思とう…」
大きな声ではなかったけど、しっかりとした口調で言ってくれました。
ハイ!!ここでクイズです~~~(^-^)
この後、主人の母(姑)は、なんと言ったでしょ~か???
A:いきなり来て、急に何ゆうとん!?
B:まず、その子のこと教えてくれへん?
C:結婚なんて、まだ早い!!
Aですか?Bですか?Cですか?
ブッブーッ、そのどれでもありません(^-^)
答えはこちら。
Γ嫌や、嫌や、うち、そんな子絶対嫌やーーーっ❗️❗️」
と、絶叫したのであります(°Д°)
Γあの~、そんな子って、私まだ自己紹介もしてないんですけどぉ~」←心の声
しかも、暴れながらの絶叫です(°Д°)
その様子はまるで、野生のゴリラを急に檻の中に放り込んだみたいでした(°Д°)
大の大人の女の人が暴れる姿なんて、そうそう見ることはありません(>_<)
そりゃあね、私もまぁまぁ悲惨な生い立ちだから、今日まで幸せ一杯で過ごしてきた訳じゃない。
それなりに辛い思いもしてきたけど、ここまで人に否定、拒絶されたのは、さすがに初めてで…(>_<)/~~
不覚にも、泣いてしまいました。
だって、若干二十歳のまだまだ子供でしたから(>_<)/~~
この日が私の地獄記念日になりました。
ここは、地獄の一丁目(>_<)/~~