階下のじーさんの心の闇>私の心の闇。
なぜ、じーさんの方が自分より、
心の闇が深いと思ったかと言うと、
じーさんは多分もう長くないからだ🙍
どんなに私の心の闇が深かろうと、
死に直面している人のそれには、
到底叶うはずもない。
自分が多分、もうすぐ死ぬって分かったら、
人間ってどんな気持ちになるのだろう?
そもそも、じーさんは毎日、
誰を罵倒しているんだろう?
別れた嫁?
自分がこんなになっても、
会いにも来てくれない子供?
ろくな育て方をしてくれなかった、両親?
自分を裏切った親友?
心の病気の発端になった、パワハラ上司?
すべては憶測だ。
だって、私はじーさんのことを何も知らない。
おそらく20年以上、上下で暮らしてる。
その間、じーさんの方から私に
話しかけてきたことは、一度もない。
私は私で、
Γこんにちは」
Γこんばんは」
Γおはようございます」
しか、言ったことがない。
後は、せいぜい
Γ行ってらっしゃい」
Γおかえりなさい」 ぐらい。(´д`|||)
じーさんは、話しかけてくれるな!!
オーラを出している。
私は私で、話しかけないでね、
喋りたくないの。オーラが出てるんだそう。
(組織の人にそう言われた)
そんな二人がマンションの廊下で会ったところで、会話が弾むわけがない。
( ´△`)
あ、また脱線した(>_<)/~~
一体、誰を罵倒してるんだろう?
じーさんが確実に分かっていることは、
自分はもう長くないということ。
じーさんは、最後に誰に何を
言いたいんだろう?
私に、ひとつだけ分かることは、
Γありがとね」とか、
Γ楽しかったよ」とか、
Γ忘れないよ」とか、
そんな言葉ではないということだけだ。
じーさんは今日も誰もいない部屋で、
空中に向かって誰かをひどく罵倒してる。
その時にちゃんと言えば良かったのに。
(>_<)/~~
今さら言ったって、誰にも何にも届かない。
誰も聞いてない。
でも、死ぬ前に毒を吐かずに
いられないんでしょ?
積もりに積もった、溜まりに溜まった毒を
飲み込んだまま、死んでいくのは悔しいよね。
少しだけど、私にも分かるよ(>_<)/~~
きっと、たくさんたくさん我慢して、
今日まで生きてきたんだよね?
だからって、うるさいもんはうるさいから、
その辺にしときな。
私は、怒ったら怖いよ(>_<)