扇子の扱い方を着物や浴衣の所作ふるまいから学んで夏を楽しむ方法

 


 


そろそろ浴衣を着て
扇子や団扇(うちわ)を使って
涼を楽しむ季節になりました。
 
 
外に出ればどこでもクーラーがきいています。
なかなか扇子を使う機会はないですね。


いざ扇子を使うときになっても
どうやってあおげば綺麗に見えるか
そんな悩みにぶつかります。


実は、
扇子や団扇の使い方にも
着物や浴衣を着たときにはワンランク上の
美しい所作ふるまいがあります。


 
今日は扇子の使い方をお伝えします。

 

 

扇子の使い方

1.扇子のあおぎ方にはコツがある

2.外出時に扇子は常に持ち歩く

 

 

 

1.扇子のあおぎ方にはコツがある






私の生徒さんの合同レッスンを行うサロンでは、
生徒さんのご要望に応じて
月に二度レッスンを行っています。


月に二度というのは、
フランスの方を中心にした日時と
オーストラリア・シドニーの方を中心にした日時です。


先月も今月も
扇子や団扇の使い方を行いました。


一度では綺麗にできるものではないので
再度今月も行いました。




 

あおぎ方のコツ  



まずは持ち方


扇子の持ち方は、
握るように持つのではなく、
五本指を伸ばして親指と四本指の間に挟むように
持つことです。


あおぎ方

簡単なあおぎ方は、
パタパタと
扇子の上の部分を
自分の胸にあてる、離す

これを繰り返すことです。



更に少し難しくなりますが、
扇子の左側で円を描くように扱う


そうすると
とても美しく優雅に見えます。


扇子で長い時間あおいでも疲れないコツ


肘を横にして、
扇子を持っているときに
肩を使わずに肩甲骨で持つことを意識します。



浴衣や夏の着物で
お気に入りの扇子を取り出してあおぐとき
幸せな気分になれますよ!


美しい所作ふるまいを意識するなら
是非身につけたいものです。



 

 
2.扇子は常に持ち歩く




 

 
外出時の必須アイテムとする  


どこに行ってもクーラーがきいていますが、
扇子を持ち歩くだけでも
よいですね!


持っていれば、先程書いたような
扇子の扱い方を
所作ふるまいとして練習ができます。


また、扇子の扱い方にも慣れてきます。


扇子を扇子専用の袋に入れてバッグに忍ばせておきます。
必要なときにそっと取り出します。

 
扇子の開き方のコツ 


自分のみぞおちのあたりに
要を右側にして右手で持ち、
左手で扇子の先のほうを持ちます。


布地や紙地は触らずに
親骨部分を持って

自分の身体に近いところから遠くへ向けて
扇子を開いていきます。


そうすることで
布地や紙地を痛めません。


扇子を閉じるときには
逆に、遠くから自分のほうへ向けて
閉じていきます。


自分の大事な扇子を大切に扱いましょう。

 


今日のおさらいをしましょう。
 

扇子の使い方

1.扇子のあおぎ方にはコツがある

2.扇子は常に持ち歩く
 

 



 
■ 生徒さんたちの成長記録


肩こりや胸の硬さや痛みがレッスンを継続することで軽減されていきます。
これは手拭いを使ったレッスンです。
 

 

 



 

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