ギネス認定のもっとも売れている少女マンガ、フルーツバスケット。
雪がとけると、春になる。である。
ヒロインの本田透は、
両親ともに亡くなった悲劇のヒロイン。
引き取り先の父方祖父の家が改装中ゆえに、金もないからやむなくテント暮らしをしていた。
え?待てよ、その設定おかしくないか!
まず本田透の父親は、製薬会社勤務で、出張中に風邪をこじらせて死去。仮に父親が生命保険の死亡給付に加入していなくても、出張中の死去だから風邪では労災とは言えないが、遺族厚生年金を受給しています。
シングルマザーになった母親は生計の為に働き、その通勤途上でトラックにツッコミ事故で死亡。交通事故なのでトラック運転手の自動車保険で相応の補償金が出た筈だ。
もし自動車保険未加入の瑕疵があったとしても、通勤途上の死亡事故なので、通勤災害として遺族年金の給付がある。
つまり社会保険制度の給付で、カツカツではないそこそこ生活はできる筈である。孤児が居住先を失うなら市営住宅への入居もあり、山中のテント生活は、原作者の無知によるものでしかない。それを指摘しない白泉社の担当もバカなんだが