初宿直なり。

夜勤(ナイトフロント)は耐震偽装アパホテルでたっぷりやってきたけど、

処が変われば、である。

何もなければ、施錠して12時過ぎには寝れるけど、

事務所のファックス兼コーピー機のファン音が気になってなかなか寝つけず、

朝風呂の準備やらもあったから、結局、3時間しか寝れんかった…

ガラスのように繊細なの、拙者は、、、

初宿直だった事もあり、お昼前にアガリ。

と、なれば祭見物。

幸い、勤務先の嵯峨で、

愛宕神社と野々宮神社の神輿が練る嵯峨祭アリ。


saga1

ちょうど、お昼頃、神輿は大覚寺へ。

普段は近づけない勅使門がオープン。

寝殿前には剣鉾が5本並んで壮観、


saga2

なんだけど、ナニセ、デジタル一眼レフカメラを修理に出しているから、

携帯電話のカメラしかない。

安っぽい画像でスイマセン…

これを立てて、左右に体に振りながら歩むと、

カン 

カン

と、金管の清響。


saga3

剣鉾は、祇園祭の原型。

平安の御世、疫病がはやった夏に、

日本66州にちなんで66本の鉾で神泉苑に詣でたのが、祇園祭の始まりで、

夏祭りの創世記を眺めるようだった。

さて、渡月橋の北側から北上した神輿は、

清涼寺前のお旅所で三周半回って、御霊が抜かれた。


saga4

なお、私事ながら

伯母が白血病で死去したので、帰省する。